東京都台東区・浅草エリアに位置する、超人気イタリアンレストラン「nacol(ナコル)」を訪問。
生ハムを主役に据えた独創的なおまかせコースは、30ヶ月熟成のフランス産生ハムを用いた看板メニューの「ブリオッシュ」を筆頭に、素材の旨味を極限まで引き出した圧倒的な完成度を誇る内容だった。
本記事では、全メニューの詳細な実食レポに加え、2026年時点の最新の予約システムや営業時間、さらには激戦の予約枠を勝ち取って訪問するためのコツについても徹底解説する。
アクセス | 浅草駅徒歩10分
東京都台東区・浅草にあるイタリアンレストラン「nacol」に行ってきた。
浅草駅(銀座線・都営浅草線・東武スカイツリーライン)から徒歩で約10分の場所にお店はある。
馬道通り沿いの丸い看板が目印。

店内

お店に到着したのは平日の17時頃。予約名を伝え、席に座る。
席はすべてカウンターで、横並びに6席と、入口付近は向き合う形でもう2席ある。2026年はすべて予約で埋まっているほどの人気店ゆえ、この日も当然満席(訪問のコツは下部に記載)。
メニュー
フード

フードは、生ハムをふんだんに使用した季節のおまかせコース。3月のラインナップは写真のとおり。
ドリンク

ドリンクはコースには含まれておらず、別途の注文。11,000円でペアリングが可能なので、今回はペアリングでお願いすることにした。
フード・ドリンク写真
以下、フードとドリンクを提供順にご紹介。
- モンテ・ロッサ プリマ・キュヴェ フランチャコルタ・ブリュット

- 熟成鯛のサラダ仕立て

銚子沖の鯛を7日ほど寝かせて旨味を引き出している。サラダには「プンタレッラ」という春野菜を使っており、ほろ苦さとシャキシャキの食感が特徴。
- アルザス・コンプランタシオン 2023

- フルーツトマトとチーズのパスタ

チーズは群馬県川場村で作られたブラータチーズの中身だけをくり抜いた「ストラッチャテッラ」。パスタは愛知県刈谷市の加藤農園のフルーツトマトを使ったもの。このトマト、本当にフルーツのような極上の甘さがある。一番下にはサラミが入っている。
- ラ・ヴィアルテ N°1 フリウラーノ・リエンデ 2023

- ホワイトアスパラの炭火焼き

イタリア産のバッサーノという上質なアスパラを使用。ソースは新玉とホタルイカ、ふきのとう、菜の花、オリーブを合わせたもの。圧倒的なみずみずしさで、食感もすばらしい。
- ラ・スピネッタ コッリ・トルトネージ ティモラッソ デルトーナ 2020

ブリオッシュ

看板メニューのブリオッシュ。日本では16ヶ月が一般的なところ、生産者が特別に30ヶ月熟成してくれたフランスの生ハムを使っている。この生ハムが本当にふわふわで、生ハムに対するイメージを根本から変えてくるほどのクオリティ。発酵バターの塩味とのバランスも素晴らしい。
- ガヴィオリ ランブルスコ・ディ・モデナ・アンチェストラーレ 2024

生ハム2種

右側は、鹿児島県産の2年熟成のプロシュートで、福留洋一さんという天才が作った生ハム。左側は、スペイン産のイベリコ豚、ベジョータの60ヶ月熟成。そのまま食べても良いし、自家製リコッタやあまおうと合わせたり、ニョッコフリットという、中が空洞の揚げパンにチーズと一緒に詰めてもおいしい。特にプロシュートの方はニョッコフリットとの相性が抜群に良い。


- X3 Black

ぐんま麦豚&コシヒカリ

生ハムはぐんま麦豚の18ヶ月熟成。そこに新潟県魚沼産コシヒカリ「雪椿」を合わせている。生ハムと白米の組み合わせ、馴染みがなかったが、生ハムの塩味と、土鍋で炊いたふっくらもちもちの雪椿の相性は驚くほどに抜群だった。
- ベルターニ アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ・ヴァルパンテーナ 2021

ヒレ肉の薪焼き

東京都産の黒毛和牛「東京ビーフ」のヒレ肉を使用。薪焼きでじっくり火を入れて提供。マディラワインのソースもおいしい。
- 3種飲み比べ

本日のパスタ(カニのトマトソース・カルボナーラ)


本日のパスタは「桜えびとカラスミのリングイネ」、「カニのトマトソース」、「カルボナーラ」の3種類。好きなものをひとつ選ぶことができる。また、1種類につき1,000円で追加も可能ということで、今回は「カニのトマトソース」と「カルボナーラ」をお願いした。1種類あたり40グラムで、どちらも絶品だった(アレルギーのため食べられなかったが、おそらく桜えびのパスタもおいしいだろう)ので、お腹に余裕がある人は複数注文するのがおすすめ。
- 本日のデザート(ピスタチオのジェラート)

デザートも3種類から選ぶことができた(パスタ同様、追加も可能)。「パンナコッタ」、「テリーヌショコラ」、「ピスタチオのジェラート」の中から、お店定番の「ピスタチオのジェラート」を選択。シチリア産のピスタチオを使ったジェラートは濃厚で、上に乗っているピスタチオのサクサク感も良いアクセント。一緒にコーヒー、エスプレッソ、ハーブティーから好きなものを提供してもらえる。
予約方法と最新のシステム(2026年)
予約解放は不定期
あまりの人気ゆえ、2026年3月時点で土日の予約は2027年末まで埋まっている。そのため、OMAKASEに予約ページはあるものの、解放は不定期。解放されることがあっても激戦のため、この方法での予約はハードルが高い。
キャンセル枠を狙う
稀にキャンセル枠の募集が出ることがある。新規で行きたい人は、キャンセル枠で訪問→訪問時に次回を予約、という流れが現在のスタンダード。キャンセル枠はOMAKASEで公開され、公式Instagramのストーリーズでも告知されるのでフォローして通知をオンにしておくべし。
常連に同行
常連は来店時に次の予約を押さえていることが多い。予約枠を持っている知人が周りにいるなら、連れて行ってもらうのが一番手っ取り早い。また、常連でもかなり先の予約のため、予約時点でメンバーが決まっていなかったり、予定が合わなくなってしまった人がいることが多い。その場合、InstagramやFoodies Prime、LINEのグルメ系オープンチャットで同行者が募集されていることがある。ただし、ドタキャンなどで迷惑をかけることがないように注意。
最新の営業時間(2026年)
2026年の営業時間は以下のとおり。
- 火~金:17:00~ / 20:00~
- 土日祝:12:00~ / 17:00~ / 20:00~
- 定休日:月曜日
まとめ
席でお会計。コース(パスタ追加)+ペアリングで税込み29,200円(カード可)
もちろん高級店ではあるが、お値段以上の満足感があるお店だった。特に生ハムは自分の中のイメージをガラッと変えるほどの素晴らしいクオリティだった。チャンスに巡り会えた方はぜひ行ってみていただきたい。
| 店名 | nacol |
| 住所 | 東京都台東区浅草3-28-9 1F |
| 営業時間 | 【火~金】17:00~ / 20:00~ 【土日祝】12:00~ / 17:00~ / 20:00~ |
| 定休日 | 月曜日 ※その他不定休あり |
| TEL. | 03-6802-3898 |
| 公式Instagram | https://www.instagram.com/nacol_asakusa/ |
| 予約サイト | OMAKASE |
※上記の情報は執筆時のものです。ご訪問にあたっては最新の情報をご確認ください。


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