麻布十番にあるリストランテ「VIA Brianza」に行ってきた。
東京メトロ南北線、都営大江戸線の麻布十番駅1番出口から徒歩1分程度の場所にお店はある。
お店に到着したのは日曜日の17時50分頃。
開店前だったため、外でしばし待ち、18時のオープンと共に入店。
我々とほぼ同じタイミング(おそらく18時の予約)で、2組ほど別のお客さんも入店。
店内は白とダークブラウンを基調とした落ち着きのある雰囲気。
席は全てテーブルで、訪問日は4人用が3卓、2人用が4卓の、合計20席があった。
今回は「ブリアンツァコース」という、前菜、パスタ、メイン、デザートを選べる全4品のプリフィクスのコースを予約しておいた。
コースのお値段は税込みで6,300円。
メニューは以下のとおり
それぞれの料理についてはお店の方が丁寧に説明してくれる。
今回は好きな料理を選びたかったのでこちらのコースにしたが、全てシェフおまかせの全8品のコースなどもあるので場合に応じて使い分けると良いだろう。
ドリンクは別なので、メニューを見て考える。
ワインがメインだが、ビールやカクテルもある程度品揃えがある。
今回はワインを飲もうということで、1本目としてVilla SparinaのGaviをお願いした。
ピエモンテ州(イタリア)の「コルテーゼ」という品種のブドウを使ったワイン。
まずはゼッポリーネが提供された。
日本で言うところの「お通し」のような位置づけだろうか。
ピッツァ生地にのりを入れて揚げた料理で、食感はもちもち。
前菜の「ブッラータチーズのカプレーゼ仕立て」
ニンジン、タマネギ、トマト、ビーツをとろっとしたブッラータチーズが包み込む。
自家製フォカッチャ
ちなみにおかわり自由。
コースには含まれていないが、お店のおすすめということでお願いしたムール貝
結論から言うと、頼んで大正解な一品だった。
殻を開くと、大粒のムール貝がお目見え。
産地はカナダだそう。
通常のムール貝は白ワインを使って蒸していることが多いが、こちらのお店では白ワインを使わずに蒸して、ムール貝の素材の味を活かす調理方法を採用している。
食感が良く、肉に近いようなボリューム感がある。
味は例えるならアサリと牡蠣の中間のような味で、普段食べている白ワイン蒸しとは全くの別物。
臭みもなく、ワインが進む。
ここでちょうど1本目が空いたので次のワインへ。
続いて注文したのはAntinori “Peppoli”のChianti Classico
料理の方は「パッパルデッレ 本日のラグーソースで」
この日は鴨のラグーソース。
パッパルデッレとは、写真のような幅広のパスタで、かなりもちもちとした食感。
鴨は舌先でほろほろとほぐれるほど柔らかい。
メインは「A5黒毛和牛の炭火焼き」
ソースはパプリカソースと、タスマニア産の粒マスタード。
パプリカの方はほんのり甘みがあり、マスタードは粒の存在感が大きい。
お肉は炭火焼きの香りがしっかりついていて、肉質は柔らかく、旨味が凝縮されている。
デザートはパンナコッタ
よく形を保っていられるなと感心してしまうほど、とろっとろで、口の中であっという間にとろける。
味はココナッツがかなり強く出ていて、甘さも強め。
ソースはフランボワーズのソース。
上記の料理とワインでお会計は3人で40,810円。
がっつりお酒を飲んだため、当初のコース料金の倍以上にはなってしまったが、美味しい料理と丁寧な接客で、非常に満足度は高かった。
少し優雅に食事を楽しみたいときのお店としておすすめしたい。
店名 | VIA Brianza |
住所 | 東京都港区麻布十番2-17-8 パークIビル1F |
営業時間 | ランチ:11:30~15:00 ディナー:18:00~23:00 |
定休日 | 日曜日 |
TEL. | 03-5440-8885 |
公式サイト | http://www.la-brianza.com/via_brianza/ |
※上記の情報は執筆時のものです。ご訪問にあたっては最新の情報をご確認ください。
コメント