【実食レポ】まるで芸術作品のようなイタリアン!「Ristorante fanfare」に行ってきた

アクセス

赤坂にあるイタリアンレストラン「Ristorante fanfare」に行ってきた。

福岡市地下鉄空港線の赤坂駅から徒歩で3分程度の場所にお店はある。最寄りは5番出口。

店内

お店に到着したのは、平日の18時頃。入口で予約名を伝え、席に案内していただく。

店内はコンクリートの素地や木材を組み合わせた、洗練された雰囲気。席は8人掛けテーブルが1卓、4人掛けテーブルが2卓と、カウンターが15席程度あった。カウンター席では、シェフが料理する姿を目の前で見ることができる。


18時オープンのため、先客はいなかったが、19:30頃には満席となっていた。人気のお店のため、事前に予約しておくのがおすすめ。

メニュー

今回予約しておいたのは「GEMMA(ジェンマ)」というコース。内容は以下のとおりで、旬の食材を使うため、内容は時期によって変化する。

ドリンクは別途の注文で、ラインナップは以下のとおり。なお、卓上のQRコードからメニューを閲覧できる。




フード・ドリンク写真

以下、フードとドリンクを提供順にご紹介。

  • ペローニ(生ビール)

まずは生ビールで乾杯。

  • 焼き茄子のテラリウム

いきなり度肝を抜かれる料理が登場。とても食べ物とは思えないような繊細な作品で、本当にテラリウムを見ているかのよう。ナスとパルミジャーノチーズのオーブン焼きのペーストがベースとなっていて、イタリアンパセリとケールで苔、クッキーで石ころを再現している。

  • 鰹と青虫

もちろん本物の青虫が使われた料理ではない。今回のコースは自然がテーマになっており、それが料理名にも表れている。鰹のタルタルに、パッパ・アル・ポモドーロというイタリアの郷土料理を合わせたもので、ビネガーやミョウガなどが良いアクセント。青虫にかじられた風にエゴマの葉が切り取られており、細部にもこだわりを感じる。

  • 腐葉土ときのこ

フレーグラという、サルデーニャのパスタをベースに使用。粒の食感がやみつきになる。キノコやキクラゲで土の感じを見事に表現。

  • クストーザ スーペリオーレ カ デル マーグロ 2020 モンテ デル フラ

  • 夏鹿と葉っぱ

モロヘイヤをパスタ生地に練り込むことによって葉っぱの緑色を再現。ソースはジェノベーゼソース。パスタの下には鹿肉のラグーソース。

  • 小鮎と小川

鮎のフリット。オクラのソースと、鮎の魚醤の泡のソースが添えられている。肝のほろ苦さと身のソフトな食感、合わさると最強。

  • 山を走る豚

「走る豚」という、熊本のブランド豚を使用。放牧飼育された豚で、そのお肉は余計な脂肪分がなく甘みがあり、特有の臭みが少ない。ヘーゼルナッツのペーストや夏カボチャ、焦がし小麦粉のパウダーで山の感じを表現。

  • モンテティ カブルニオ 2013

  • メロンと葉脈

ドルチェはこちらかティラミス、好きな方を選択可能。葉っぱは八女の玉露を使ったクッキー。その下にハーブ、ミント、ライムを使ったアイス。メロンのソースと、メロンの皮とミントのオイルで味付け。

嬉野の和紅茶とともに。圧倒的大満足。

まとめ

レジにてお会計。上記のコース+ドリンクで、お値段は税込み約9,500円(カード使用可)

料理のおいしさ単体でも大満足だが、ビジュアルや香りでも楽しませてくれる、細部まで心遣いが行き届いたお店だった。特に料理は1品1品がまるで芸術作品のような美しさで、惚れ惚れしてしまうほどである。それでコース自体は6,000円というから、平日から満席なのも納得。このあたりのイタリアンの候補としてぜひおすすめしたい。

店名 Ristorante fanfare
住所 福岡県福岡市中央区大名2-10-39 2F
営業時間 【ランチ】11:30~15:00(L.O. 14:00)
【ディナー】18:00~22:00(L.O. 21:00)
定休日 なし
TEL. 092-707-0650
公式サイト https://www.ristorante-fanfare.com/

※上記の情報は執筆時のものです。ご訪問にあたっては最新の情報をご確認ください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました