2019年10月9日から17日まで初海外旅行で中国に行っていました。
訪れたのは北京・天津・瀋陽・丹東・大連の5都市です。
訪問した観光地やその感想、注意点等についてまとめています。
本記事では大連~帰国(10月16日、17日)について記載しています。
10月16日
8時50分起床。
夜は暗くて気付かなかったが、下の方にテニスコートやプールがある。
今朝のヨーグルトはチーズ味。やはり美味い。
9時40分、片方の友人と部屋を出発。
もう片方はまだ寝ていた。
ロビーに降りる。内装が豪華。
ホテルの目の前にはルイ・ヴィトンやアルマーニなど、高級ブランド店が立ち並ぶ。
道端の地図にはタッチパネル式のナビもあった。
英語表示もできそうだったが、動作があまりに遅すぎたので今回はスルー。
9時55分、costa coffeeというチェーン店で友人がラテを購入。
英語ができない友人と英語ができない店員の間で、
「テイクアウト、OK?」
「・・・テイクオフ?」
「イエスイエス!」
という会話が繰り広げられ、無事テイクアウトに成功。
ローソンとファミマっぽい店が見えたので近づいてみると
ファミマっぽい店はファミマではなかった。
ローソンっぽい店は普通にローソン。
道をひたすら真っすぐ歩いて、10時10分、ラウンドアバウトに出た。
どうやらこれが有名な中山広場のようだ。
iPhoneでパノラマ撮影してみた。
中央の広場に向けた横断歩道や信号はなく、待っている人の数が増えると車が察して止まってくれる方式だった。民度が高い。
そう言えば大連は他の都市に比べて路上で歩きタバコをする人や、ツバを吐く人が少ない気がする。
中央の広場はかなり広く、中心には綺麗に整えられたオブジェがある。
周囲のビルは軒並み高いが、奥の方にひときわ高いビルが見える。
そのビルの方向へ歩くと、途中に友好広場という別の広場があった。
ビルの麓に到着。地面スレスレの角度から撮ってなんとか全体が収まる高さ。
看板にはDALIAN INTERNATIONAL TRADE CENTER TOWERと書いてある。
残念ながら建設中のようで、中に入ることはできなかった。
11時10分、小腹が空いたので近くにあったスーパーでソーセージを購入。3元。
機械の中でくるくる回ってて、店員に言うと串に刺してくれる。
日本のソーセージと比べると獣臭があるが、それほど気にならず、美味しくいただいた。
そういえば、中国の店ではなぜか飲料が逆さまで置かれていることが多い。なぜなのか。
もう1人の友人と合流し、地下のモールへ。
様々な飲食店があったが、回転寿司のように具材が回っていて、それを取って手元の鍋に入れる、お一人様用火鍋店が印象的だった。
12時5分、大連駅近くの不二心という店で昼食。
ウニワンタンと包子2つを購入し、全部で35元(約530円)。
ワンタンには濃厚なウニが惜しげもなく使われているし、包子は非常にジューシーで美味しかった。
13時40分、スーパーへ立ち寄り、お土産を探す。
どうやらこのスーパーは価格が高めのスーパーらしい。
あまり見かけない栗のお菓子と、スティック状のオレオ(ラテ味)を買って終了。
中国のオレオはティラミスやレモンケーキなど、面白い味が多いのでお土産にはおすすめ。
ちなみに日本のオレオと比較すると、ビスケット部分が薄くて甘みが強い。
13時48分、MYKALというスーパーへ。
イオンっぽい見た目だなと思って調べたら、本当にイオンの系列だった。
日系なだけあって、商品も日本的なものが多かった。
お土産としては使えないのでそのまま退散。
ところで、店内にあったCITIZENの広告、国によって広告タレントは違っても、ちゃんと似たような雰囲気の人を選んでいる。
14時10分、労働公園へ。
中央付近に池があって、片側に人が沢山集まっていた。
近づいてみると、大勢の老人がトランプで遊んでいた。なんだこれは。
ルールを知りたいので、1枚目に写っているおじいちゃんたちが遊んでいるのをしばらく眺めていた。
どうやら4人で遊ぶルールのようだ。
各々大量の手札を持ち、左手前の老人が裏向きで場にカードを1枚ずつ出していく。
4~5枚くらい出したところで、今度はハートのAを表で場に出す。
するとその瞬間、右手前の老人が自分の手札の中から1枚(何かは見えなかった)をメンコのように場に叩きつけた。
そして1ゲームが終了・・・
???????????
さすがに意味がわからなすぎる。
というかそもそもトランプの枚数が明らかに多い。
右手前のおじいちゃん、ジョーカー3枚持ってたし。
多分2セットか3セットを混ぜて使っている。
結局ルールはわからないまま公園を離脱。
14時30分、好利来というケーキ屋でお土産を購入。
そのまま同じ建物に入っているスーパーへ。
ドリアンや、見たことない果物が売られている。
スナック菓子やビールなどを購入し、97.9元。やはり安い。
思ったより荷物が多くなったのでタクシーで一旦ホテルへ。料金は10元。
15時55分、再びホテルを出発し、中山広場駅から地下鉄に乗車。
この駅はチェックが厳しく、バッグに入った水をその場で一口飲めと言われた。
ホームに降りると日本語アナウンスも流れていた。
治安の面から考えても、中国の中でも日本人が住みやすい都市っぽい。
2号線に乗車し、西安路駅で1号線に乗り換えて、16時37分、星海広場駅に到着。
駅の名前にもなっている星海広場は、アジア最大の面積を持つ広場で、南北方向の長さ約1km、東西方向の長さ約600m、外周は約2.5km、面積は約50万㎡(東京ドーム10個分以上)ある。
周囲には遊園地や飲食店があり、それらを含めると面積は約77万㎡(東京ドーム16個分以上)にもなる。
ちなみにGoogle mapでみるとこんな感じ。
真ん中の楕円形のところは全て星海広場。
周囲には高層ビルがずらり。
17時30分、星海広場駅から1号線に乗り、西安路駅で2号線に乗り換えて、青泥窪橋駅へ。
荷物検査の際、持ってたリュックが荷物ゲートから出てこなくなって焦った。
中身をホテルに置いてきたので、軽すぎてゲートのカーテン(結構重い)を抜けられなかったようだ。
18時5分、米粉を使ったヌードル店へ。
テーブル上のQRコードを読み取って注文、支払いする方式だった。
現金払いができるのかは不明だが、少なくとも現金払いしていた客はいなかった。
米粉ヌードルはさっぱりとした優しい味で、疲れた身体に染み渡る。美味い。
19時40分、天福茗茶というお茶屋さんでジャスミンティーを購入。300元(約4,500円)。
物価を考えると相当高額なお茶だが、香りが良くてとても美味しかったので、新芽だけを使った良いものを購入した。
中国茶は同じ茶葉で何回も淹れることができる。
2回目の方が良い味が出るということで、店内の試飲ではわざわざ2回目を出してくれた。
このあたりのサービスの良さも購入の決め手。
20時すぎ、友好広場駅から2元で切符を購入し、20時15分、会議中心駅に到着。
駅から出ると、いきなりカラフルなビルが建っている。
駅から15分ほど歩くと、博物館のような建物が出現。
だが、これは博物館ではなく、どうやら販売中の住宅らしい。
住宅というか、もはや城。
実際、近くの高層ビルには、広告が出ている。
ちなみに中国では8が縁起の良い数字ということで電話番号や車のナンバープレートで人気があるらしく、ひとつ取得するだけでも結構すごいことらしい。
4つも8を連ねてるこの会社、一体なんなんだ。
先程の城を通り過ぎると、眼前にまさかの光景が。
全地球に向けて売出し中らしい。
第三期ということは、同じような場所がすでに2つありそう。
まだまだ続く城たち。
船が沢山停まっている。
個人所有のヨットかな。
このあたりはベネチアを模した街らしい。
城の周りには水路が張り巡らされていて、行き来できるようにいくつもの橋がかけられている。
城ゾーンが広すぎて、抜けたときにはすでに会議中心駅の隣の東港駅の方が近くなっていたので、そこから地下鉄に乗車。
21時20分、中山広場駅に到着。
近くのローソンで翌日のおにぎりとヨーグルトを購入し、13.7元。
ローソンの入店音はファミマと違って、日本とは全く別のものだった。
部屋に荷物を置き、22時、ホテル直結の商業施設内にあるマッサージ店へ。
168元(約2,500円)のアロママッサージを選択。
受付の人は日本語が通じるし、VISAも使えるので便利。
1時間のコースでこの値段、日本と比べてかなり安いが、マッサージは丁寧で、旅の疲れを十分に癒やすことができた。
10月17日
帰国日。8時30分起床。
瀋陽の友人は8時くらいにホテルを出て自宅へ戻っていった。
9時30分、部屋を出てチェックアウトの手続き。
中国語を話せる者がいなくなってしまい、若干不安だったが、大連かつ良いホテルということで日本語がある程度通じた。
支払いは先に済ませてあるので、冷蔵庫のドリンクを飲んだかだけ確認されて手続きは終了。時間にして1分ほどだろうか。
9時40分すぎに中山広場に到着。
荷物検査で止められる。
おそらく、昨日と同じく水がカバンに入っているだろ的なことを言われているのだろうが、いかんせん中国語を聞き取れないし、話せない。
「なんですか?」と日本語で聞いたところ、係員同士で「リーベン(日本)」という会話が交わされ、そのまま通っていいという感じで手を振られた。日本最強。
乗り換え案内だと空港までの所要時間は1時間ほどだったが、実際は40分弱、10時30分には到着した。
駅を出てエスカレーターを登ると、謎の囲いがあり、中国人が止められて囲いの中でなにやら検査を受けている。
サーモグラフィーで体温を測っているのだろうか。
我々も同様に止められるが、やはり何を言っているのかわからない。
空港の検査員だろうと英語を話せないのはザラにあるようだ。
結局、会話は成立しなかったが、またしても「リーベン」で突破。日本の信用力すごい。
11時20分、チェックイン、審査等全て完了し、待合室へ。
大連空港はかなり小さいようで、サブウェイと、よくわからない中華料理店、わずかばかりのブランドショップの他は数えるほどしか店がなかったが、その中に先日お茶を購入した天福茗茶の別店舗を発見。
自分が買った銘柄をチェックしてみたが、値段は同じだった。
次回は空港で購入すれば良さそうだ。
12時、サブウェイくらいしかないので、サブウェイで昼食。
82元。VISA使用可能。
やたら高いが、頼んだのは普通のサンドにやたら甘くてやわらかいクッキー、スイカジュース。
飲み物を何にするかと聞かれたので「ジュース」と言ったらスイカジュースが出てきた。もしかしてスイカジュースしかないのか?
12時43分、搭乗手続き開始。
定刻に離陸した後、13時6分、携帯品・別送品申告書を貰い、記入。
14時くらいに機内食が出た。
なんか筋肉に良さそうなメニューだな。
行きと違って全体的に美味しかった。特に左上にあるデザートの大福のようなもの。
素麺があるという配慮も嬉しい。
我々は通路側に座っていたのだが、窓側の北欧の人は先に別メニューの機内食を出されていた。
MOMLと書かれている。
帰国してから調べたらMOMLはモスレムミールのことで、豚肉などを使用していないメニューとのこと。
16時43分、成田空港に着陸。
予定より早いかと思ったが、ここから実際に降りてバスで空港まで送られたので、結局到着したときには17時15分になっていた。
和食が恋しすぎて、帰宅前に寿司屋へ。のどぐろ美味い。
今回、初の海外旅行として中国を訪れた。
文化の違いに戸惑う場面もあったが、全体としてはかなり満足度が高かった。
都市によって物価にばらつきがあるが、食べ物やホテルについては総じて日本より安く、とても良い。
唯一不満があるとすれば水回り問題だろうか。
これについては次に行くときまでに良くなっていると嬉しい。
というか良くなっているであろう時代にまた行きたいものである。
おわり
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