アクセス
渋谷にある鮨屋「鮨 逅(あう)」に行ってきた。
渋谷駅から徒歩で10分弱の場所にお店はある。宮益坂下からは3分程度。「高橋ビル」の看板が目印。
以前にご紹介した「肉屋ひかり」の系列で、お店もすぐ隣にある。当時は住所非公開、完全会員制だったが、現在は住所公開、一部予約枠は一般解放で営業中。

店内
お店に到着したのは、土曜日の17時頃。ビル前で待ってくださっていたお店の方に案内され、地下の店舗へ。
お店は明るく、清潔感ある雰囲気。席は横並びのカウンターが8席と、比較的小規模。
訪問時は、我々以外のすべての席が埋まっていた。人気の高さがうかがえる。場所柄や価格(後述)もあってか、20代前半~30代くらいの若いお客さんが多い。
メニュー
フードは、内容が異なるおまかせコースが数種類ある。同じコースでも会員か否かによって多少値段は変動している。今回は一番人気は飲み放題込み9,900円の「巡コース」で、この日も我々以外のお客さんはこのコースを予約していた(我々は「オールインクルーシブコース」)
ドリンクは以下のメニューが飲み放題
単品注文もある。
なお、注意点としては、かなりハイスピードな食事になるということ。お店が1日3回転で営業しており、開始から1時間少々でほとんどの料理が出るペース。「オールインクルーシブコース」は品数が多いにも関わらず、「巡コース」と同じ時間で展開するため、さらにハイペースとなる。
1人でも予約できるので、逆に言えば、何時間もかけることなくサクッとコースでお鮨を食べたい人には向いている。
フード・ドリンク写真
以下、フードとドリンクの一部を提供順にご紹介。なお、今回、エビ・イカ・タコを差し替えていただいた。
- バフンウニの手巻き
バフンウニに加え、きゅうりや山芋などを刻んで味付けした、山形の郷土料理「だし」が入っている。
- お吸い物
蛤のお吸い物。三陸の生わかめ入り。シャキシャキとした良い食感。
- 白子のリゾット
山口産のまふぐの白子。半生で仕上がっているので、シャリとよく混ぜてから食べる。
- 真鯛
三重県産の真鯛。すだちの香りが良いアクセント。
- 上喜元 特別純米
- カンパチ
アオリイカのからすみ乗せの代替。中に柚子の皮が入っている。
- ホタテ
タコのやわ煮の代替。北海道産。
- 金目鯛
皮目を炙って生姜醤油で味付け。生姜がしっかり効いていてさっぱりとした後味。
- 赤貝
紐も活用。心地よいコリコリ感。
- バフンウニ
羅臼のボタンエビの代わりはまさかのバフンウニの昆布締め。すごく甘くて最高。
- くどき上手 純米吟醸
- 大トロ
ホタルイカの茶碗蒸しの代わりは、やま幸の塩釜のマグロ大トロ。逆に良いんですか?笑
- 中トロ
ちなみに、マグロ系のみ、シャリに赤酢を使っている。シャリの酸味とトロの脂のバランスが絶妙。
- 赤身
旨味たっぷりで味が濃い赤身。
- 穴子
通常コース内の握りはこれでラスト。長崎は対馬の煮穴子。ふわふわ食感で、淡白な味わい。
- お味噌汁
鰹節ではなく、鮪節でお出汁を取った少しめずらしいお味噌汁。染み渡る。
- 太巻き
トロ、きゅうり、山芋、たくあん、オクラが入った太巻き。左下に入っているのは出汁醤油のジュレ。
- カンパチ(お代わり)
本来はエビのすり身入の玉子焼き。この日のネタだとカンパチか真鯛で代替できるということで、お気に入りだった前者に替えていただいた。
まとめ
席にてお会計。上記のコースと飲み放題でお値段は会員価格19,000円(カード使用可)
ちなみに、非会員価格は22,000円。先述のとおり、滞在時間は90分程度だったので、そのスピード感に賛否両論ありそうだが、1人でスピーディーに食べたい人などにはむしろ好都合だろう。何より、少し品数を減らして、大幅にお安くなった「巡コース」のコスパは素晴らしい。カウンター鮨デビューをしてみたい人にぜひおすすめしたい。
店名 | 鮨 逅(あう) |
住所 | 東京都渋谷区渋谷1-9-5 高橋ビルB1 |
営業時間 | 17:00/19:00/21:00の3回転制 |
定休日 | 日曜日 |
TEL. | 03-6800-8693 |
公式サイト | https://www.sushi-au.com/ |
予約サイト | TableCheck |
※上記の情報は執筆時のものです。ご訪問にあたっては最新の情報をご確認ください。
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