【実食レポ】一流和食店が仕掛ける本気のジビエコース!「根津 日本酒 多田」に行ってきた

アクセス

根津にある和食・日本酒店「根津 日本酒 多田」に行ってきた。

東京メトロ千代田線の根津駅1番出口から徒歩で3分程度の場所にお店はある。「多田」と書かれたウッド調の看板が目印。

店内

お店に到着したのは、日曜日の17時前。予約名をお伝えし、指定されたテーブル席へ。

席は厨房に面したカウンター席が4席と、4人掛けのテーブル席が2卓。


上記のとおり、小さめのお店で、かつ人気のため(訪問日も予約で満席)、訪問する際には予約をしておくことをおすすめする。

メニュー

フードはおまかせのコースのみで、11,000円または16,500円~(予算に応じて)から選択可能。普段は魚介類を中心としたコースだが、12月は別誂ということで特別なジビエコースを提供しており、こちらを幹事に予約していただいた(別誂の予約は通常時に来店したことがある人のみ)

ドリンクメニューは以下のとおり。



上記のほかに、ボトル限定だが、ワインも品揃えが多数ある。

フード・ドリンク写真

以下、フードとドリンクを提供順にご紹介。

  • 日ノ出オリジナル日本酒 御代栄・酌で飲む蔵酒

  • 北海道産ゆり根と羊のチーズ

ゆり根は北海道の「月光」という品種。ほくほくして甘みがあり、羊のチーズの香りや旨味との相性が最高。

  • Bourgogne Rouge Domaine Alain Michelot

  • キジ刺し

愛媛産のキジの胸肉を使用。柔らかさとほのかな甘みを重視し、メスの肉を使っている。ちなみに、オスの肉はメスと比べて歯ごたえがしっかりでコクがある。

  • 広島産の猪と愛媛の春菊、紅まどんな

お肉はロースで、肩の方の部位を使用。筋が多い部位なので、薄く切って炒めるとおいしいのだとか。筋など全く感じないほど柔らかく、さっぱりとした味わい。もちろん嫌な臭みは皆無。

  • 天穏・Urlicht・3

  • キジ肉とせり、大根

キジは愛媛産、せりは秋田の「三関せり」で、白い細長いものは根。味の染みた大根が日本酒に合いまくる。

  • Kloster Eberbach Assmannshäuser Höllenberg Spätburgunder Trocken

  • 鹿肉と京野菜の海老芋、レンコン

クセの少ない鹿肉の旨味を存分に堪能できる。レンコンのシャキシャキ感も良い。国産ベルガモットを使用しており、香りがしっかりついているのが印象的。

  • 猪とリンゴのグラタン

猪は年齢がある程度いったメスの肉を使用しており、脂身の優しさとお肉の力強さ、特有の香りが楽しめる。リンゴの甘酸っぱさが良いアクセント。

  • La Rioja Alta S.A. Viña Alberdi Reserva

  • 猪のハムとすね肉のリエット

ハムの獣っぽい香りのインパクトがかなり印象的な一品。リエットの上に乗っているのはカカオ。付け合せは掛川のトマトと麹。

  • 宮城県産のマガモとクレソン

ギュッと凝縮された鴨肉の旨味が凄まじく、今回特に心に残った料理。

  • Dom. Parent Bourgogne Pinot Noir

  • 羊とせりのご飯

白神山地産、「宮野さんのサフォーク」のバラ肉を使用。バターをたっぷり使用していて、ご飯なのに赤ワインとすごく合うという感動。しかもご飯は残りがある限りおかわり自由。

お茶漬けも可能ということで、おかわりはお茶漬けでお願いしてみた。

最後にお茶でしっぽり。

まとめ

席にてお会計。上記の料理とお酒をいただき、お値段は4人で税込み100,000円(カード、PayPay使用可)

コース単体で16,500円に加え、かなりお酒をいただいたので、1人あたり25,000円という、なかなか驚きのお値段にはなってしまったが、割高感はまるでない、実に満足度の高いお店だった。料理のおいしさはもちろんのこと、接客も非常に丁寧で、心温まる時間を過ごすことができる。たまの贅沢のお店としてぜひおすすめしたい。

店名 根津 日本酒 多田
住所 東京都文京区根津2-15-12 木村ビル1階
営業時間 18:00~23:00
※日中12時以降2名様から貸切可
定休日 不定休
TEL. 03-5809-0134
公式Instagram https://www.instagram.com/
nezu_nihonsyu_tada/

※上記の情報は執筆時のものです。ご訪問にあたっては最新の情報をご確認ください。

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