アクセス
広尾にある馬肉料理専門店「ローストホース」に行ってきた。
住所非公開のお店のため地図は載せられないが、東京メトロ日比谷線の広尾駅から徒歩で行ける場所にある。
なお、会員制につき、住所がわかったとしても入れるわけではないので注意。
店内
お店に到着したのは、土曜日の18時頃。予約名を伝え、席に案内された。
今回の部屋は4人用個室だった。メイン席には複数組が座れる長テーブルが置いてあり、個室と合わせて総席数は20席余り。
メニュー
フードは馬肉を使ったコース料理のみ。ドリンクは下記のとおりのラインナップ。値段が書いてあるが、実際のところ飲み放題だった。
フード・ドリンク写真
- 新玉ねぎとパプリカのポタージュ
今月のスープ。ブラックペッパーとオリーブオイルがかかっているので、混ぜてから食べる。
- 肉寿司
三角バラの肉寿司。馬肉の寿司は初体験だが、めちゃめちゃうまい。すごく滑らかな舌触り。飲み込むのがもったいないと思えるほどのおいしさ。バルサミコのシャリの穏やかな酢の感じも良い。
- ロース
肉そうめん風に細切りにしたロース。完熟トマトの出汁と旬のうにをあわせて。
- SILENT GALAXY 純米大吟醸 無濾過生原酒
- オビ
バラの一部で、ご覧のとおりサシが入った部位。凍らせた状態でスライスしてあるので、お皿で軽く広げて溶かしてから食べる。1枚は塩でお肉の味を感じながら、2枚目は醤油や玉ねぎで食べるのがおすすめ。
- サシ盛り4種
3時の方角から時計回りにシャトーブリアン、フタエゴ、カイノミ、オビシン。ちなみに、付け合せの玉ねぎも特注のものだとか。
- 新政 No.6 A-type 2024-2025 Seasonal Theme “DE-FACTO”
- シャトーブリアンのたたき
お肉を細かくした鰹節に埋めてカツオの香りと旨味を移している。上は葱油で和えた芽葱、大葉、ミョウガと、揚げニンニク。お肉は言わずもがなだが、上の薬味もすごくおいしい。これだけ販売して欲しいレベル。
- 九曜正宗 純米 無濾過生原酒 夏の生
- ハツ&レバー
手前がハツ、奥がレバー。どちらも激ウマだが、特にレバーは衝撃的。冷凍すると味が落ちてしまうので、フレッシュなままで仕入れているとのこと。冷凍ものじゃないレバーを食べられるのは関東ではこちらのお店だけだという。牛のハツのシャキシャキした食感とレバーの濃厚な旨み、両方のいいとこ取りのような味わい。
- 馬肉ユッケ
馬肉と、卵黄のエスプーマに、揚げたてのとうもろこしで甘みをプラス。仕上げに、アンコールペッパーというカンボジア産の胡椒をかけている。
- 山本 純米吟醸 和韻 2025
- シャトーブリアンのフリット
シャトーブリアンにこんがり焼いた甘いイチジクを添えて湯葉で巻きフリットにしている。塩はタスマニアのペッパーベリーというハーブ塩を使っている。香りがとても良く、イチジクにも合う。
- 楽器正宗 純醸
- タテガミの軍艦
これはもう革命的。これを食べてしまったら、そこらへんで見かけるものには戻れない。臭みやしつこさはまったくない、上品な脂。海苔も有明の最高級のものを使った、極上の逸品。
- メイン1
ビンタという頬肉と、クラシタという背中のお肉。ちなみに鞍の下の部位だからクラシタ。塩か出汁で食べるのがおすすめ。
- 鶴齢 特別純米 雄町 生原酒
- メイン2
三角バラとハラミ。塩でも出汁でも醤油でも絶品。バラは塩とわさび、ハラミは粒胡椒がおいしい。
- 馬魯肉飯茶漬け
八角で炊いた馬肉に、台湾のお茶の茶出汁。八角がかなりしっかりと効いているので、好みは分かれそうだが、個人的には好きな味。
- 竹の園 スノーボール パンダ出没注意 純米吟醸酒
- かき氷
こちらでコースはラスト。ごちそうさまでした!
まとめ
席にてお会計。上記のコース+ドリンクでお値段は1人あたり税込み16,500円(カード使用可)
馬肉料理の真の魅力を堪能できる、感動のお店だった。会員制なので、気軽に訪問することはできないが、チャンスに巡り会えた方は、ぜひ訪れることをおすすめしたい。
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