【実食レポ】和食の美味しさと酒の旨さの見事な調和！「酒井商会」に行ってきた

アクセス

渋谷にある和食店「酒井商会」に行ってきた。

渋谷駅から徒歩で5分弱、荻津ビルの2階にお店は入っている。

焼肉屋の白い看板真下の階段を上がった先がお店

店内

お店に到着したのは、金曜日の20時頃。入口で予約名を伝え、指定されたテーブル席へ。

店内は、ブラウンを基調とした落ち着きのある内装。席はカウンターが12席と、4人掛けテーブルが2卓ある。入口など、ところどころに段差があるので、躓かないよう注意。

なお、訪問時、我々の席以外は満席だった。基本的には予約をして行ったほうが良いだろう。

メニュー

メニューは以下のとおり

フード。おまかせコースもある。

ドリンク。日本酒や焼酎がメイン。

今回はフードはアラカルトで、4人で少しずつ食べられるように調整、ドリンクは料理に合わせた日本酒をおまかせで出していただくようにお願いした。

フード・ドリンク写真

以下、フードとドリンクを提供順にご紹介。

• 新政 No.6 X-type Spark 2022

最初の1杯のみグラスで提供。

• お通し

お通しは呉豆腐。豆乳に葛などを加えて固める、佐賀県を中心に伝わる郷土料理。濃厚な味で、通常の豆腐よりも弾力がある。

• お造り盛合わせ 三種

手前からハガツオ、鰆、真鯛。真鯛は煎り酒がかかっているのでわさびのみで、その他は醤油でいただく。いずれもハイレベルだが、個人的には脂が乗ったハガツオが特に好み。

• 白隠正宗

• 鰻と胡瓜の春巻き

鰻はふんわり感と、胡瓜はシャキシャキ感のバランスが素晴らしい。赤酢を使ったタレも美味。

• 田中六五

• 松茸と百合根の茶碗蒸し

ふんだんに使われた松茸から立ち昇る最高の香り。これは必食。

• 秋刀魚と舞茸の天ぷら

添えられているのは肝醤油。肝のほのかな苦味を感じながらも、臭みエグみは全く無く、香りと旨味を存分に感じられる。

• 甘鯛のみぞれ揚出し

身はしっとり、皮の部分はパリッと香ばしく仕上げられている。

• 天雲

• 煮穴子と蓮根饅頭のべっこうあん

もっちりした饅頭に、ふわっとした穴子の組み合わせ。

• 雲仙ハムカツ

圧倒的な分厚さで、肉の旨味がビシバシ伝わってくる。衣は薄めでサクサク。まずはそのままで一口、その後はソースをつけて食べるのがおすすめ。

• 生酛のどぶ

• 焼き椎茸と鮑の肝がけ

• かます 炙り醤油焼き

驚くほどふわっとした身と、パリパリの皮のコントラストが最高。

• 七本槍

• 酒肴盛り合わせ

落花生の山椒浸し、新銀杏の素揚げ、自家製のコンビーフの盛り合わせ。これだけでずっと酒が飲めるクオリティ。

• 秋鹿

• 枕崎金七商店クラシック節と卵黄醤油漬け

ここからシメのご飯へ。同行者が注文したTKG

• 新いくら醤油漬け

柚子皮がかかっており、さっぱりとした良い香りが感じられる。うどんも気になっていたのだが、いつの間にかラストオーダーを過ぎてしまっていたため、次回に持ち越し。

• 味噌汁

これにてフィニッシュ。

まとめ

席にてお会計。上記料理＋日本酒おまかせでお値段は1人あたり税込み14,000円弱（カード使用可）

旬の食材の良さを生かしたハイクオリティな料理と、それに合わせたおいしいお酒をいただけるお店だった。接客も非常に丁寧で、圧倒的な満足度である。お酒好きな方、おいしい和食を食べたい方にぜひおすすめしたい。