横浜のモアーズ9階にある「ぬる燗佐藤 横浜茶寮」に行ってきた。
予約時刻の18時より少し前に到着。
さすがに日曜のこの時間なので満席ではないが、わりと混雑している。
入口の小ささに比べると意外に奥は広くなっていて、おそらくマックスで60人前後は入れるんじゃないだろうか。
今回は「【麗】お造り5種選べる鍋コース」を注文しておいた。
税込4,500円で、ドリンクは別途注文となる。
ドリンクメニューは以下のようなラインナップ。
日本酒にかなり力を入れている店で、日本全国の日本酒が揃えられている。
提供温度もみぞれから飛びきり燗にいたるまでなんと11段階というこだわり。
温度調節は1合〜の注文となるが、ちょい飲みという、90mlでの提供や、3種類飲み比べセットもあり、色々な種類を少しずつ飲みたい人のニーズにも応えている。
さらに日本酒カクテルまである。
僕は1杯目は日本酒リンゴを頼んだのだが、しっかりと日本酒の風味は残しつつ、リンゴの味を加えてまろやかに仕上げてあった。
ちなみにコースに+1,500、2,000、2,500円でそれぞれの価格に応じた飲み放題をつけることもできるが、頼める銘柄や提供温度は限定される。
さて、コース1品目は先付のかぼちゃの田舎煮。
しっかりと煮込んであって柔らかく、甘みがある。
生ハムとアボカドのサラダ。
分量はわりと多め。
このあたりで日本酒にシフト。
山形の「山川光男」
日本酒を頼むと、様々な大きさ、形状のおちょこの中から好きなものを選ばせてくれる。
中にはこんな形も。
「べく杯」という高知のおちょこで、自立しないため、入れられたら最後、飲み干すまではおちょこを置くことができない。
お造り5種。
内容は鮪、サーモン、カンパチ、真鯛、炙りホタテ。
いずれも質が高い。
串3種。
内容はトマト&チーズ、アスパラ豚巻き、麩田楽。
お酒は富山の「羽根屋」と広島の「雨後の月」
揚げ物登場。ホワイトチーズの厚切りハムカツ。
しっかりと味がついているのでこのままいける。
衣がサクサクで美味しい。
鍋は白味噌もつ鍋。
もつがかなりたくさん入っていてお得感がある。
お酒は和歌山の「雑賀(サイカ)」と山口の「貴」
鍋の締めの麺をいただいてる頃にラストオーダーとなったので、最後に奈良の「風の森」をオーダーした。
デザートは抹茶わらび餅。
もちっとしていて美味しい。
お会計はコース代も含めて1人6,500円ほど。かなり満足度が高い。
日本酒へのこだわりが強く感じられる店だった。
日本酒好きにはぜひおすすめしたいお店である。
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