アクセス
湯の川にある鮨屋「鮨処 木はら」に行ってきた。
函館市電の湯の川温泉駅から徒歩で10分程度の場所にお店はある。大通り沿いに駐車場があり、その奥がお店。通りから見えるので、あまり迷うことはないだろう。
店内
お店に到着したのは、日曜日の18時頃。入口で予約名を伝え、席に案内いただく。
店内は広々としたカウンターが印象的な清潔感ある雰囲気。カウンターは13席ほどだが、それ以外に個室も4室程度あり、子供連れのご家族も来店していた。
個室
なお、完全予約制のため、フラっといけるタイプのお店ではないことに注意
メニュー
今回は「飛鳥あすかコース」を予約しておいた。アレルギーや嫌いな食材は予約時に申告できる。
ドリンクは別途注文
単品メニューもある。一品料理が充実しているのが特徴。
フード・ドリンク写真
以下、フードとドリンクを提供順にご紹介。
- サッポロクラシック
北海道といえばやっぱりコレ。ということで乾杯
- 穴子の煮凝り
あて。プルンプルン。山椒が効いている。
- 本マグロ中落ち
函館の本マグロ。味が濃くておいしい。ネギのシャキシャキ食感と、ミョウガの風味も良い存在感。
- マコガレイ
ぎゅっと引き締まった淡白な身に、あん肝のジュレソースがかかっている。ソースは程よい酸味がある。
- 中トロ&つぶ貝
つぶ貝の超コリコリ感が光る。ちなみに、本来はここでスルメイカの提供(以下)
- イワシの磯辺
驚くほどの柔らかさ。生姜の風味でさっぱり。
- 田酒 特別純米酒
- 茶碗蒸し
イクラが乗っているだけでもすごいのだが、実は中にカニやエビや数の子、ホタテなどが入っている超豪華茶碗蒸し
- ホタテの磯辺焼き
写真だとわかりにくいけど、あまりのでかさにビビる。できたてアツアツで、柚子胡椒がきいている。
- みぞれ
すり身とホタテの餡に、ご飯も入っているので、よく混ぜて食べる。出汁を極めし旨み。
- 木はら 純米吟醸 北斗随想
- エゾアワビ
このアワビの圧倒的な肉厚さ。歯応えも絶妙。肝ソースとシャリを合わせて濃厚なリゾット風に食べられる。
- ヒラメ昆布締め
握りゾーンに突入。赤酢のシャリ。ヒラメは非常にソフトながら、奥深い旨みあり。塩でいただく。
- 赤身
本マグロの赤身。うますぎて舌が踊る。
- イクラ
口の中で弾ける大粒のイクラたち
- マゾイ
ボタンエビ(下記)の代わり。ある程度の弾力と旨みが特徴。
- ニシン
函館のニシン。脂の乗りが半端なくて、驚きレベルで言えば今回一番だったかもしれない。
- 信 特別純米・吟風
- ホッキ貝
上だけ炙ることによって食感にグラデーションを出している。かつてないほどの食感の良さ。
- ますのすけ
とろけるような舌触りと味の濃さが特徴。
- 味噌汁
この日は岩海苔の味噌汁。北海道、味噌汁までうまし。
- ムラサキウニ
夏の北海道といえば塩水うに。ミョウバンを使わないことにより、うに本来の濃厚でクリーミーな甘みが口の中いっぱいに広がる。
- 漬けトロ
口の中でねっとりと溶ける脂。同行者「これはもはやステーキ」
- 玉子焼き
ほんのり甘い、さっぱり系玉子焼き。少しひんやりとした温度感が心地良い。
- こはだ
玉子でコースは終わりだが、諸々おいしかったので追加注文。身は肉厚、酢加減は控えめながら、臭みは一切感じない、確かなクオリティ。やはり間違いなし。
- シャーベット
シャーベットは柚子かわさびを選択可能。珍しいのでわさびをチョイス。シャーベットらしい甘みはしっかりあるのに、完全にわさびの風味がする不思議。さっぱりとフィニッシュ。
まとめ
レジにてお会計。上記のコース+追加+ドリンク(日本酒は各半合ずつ)で、お値段は税込み20,000円少々(カード使用可)
ちなみにコース単体だと16,500円。金額そのものは高価格帯だが、クオリティを考えると尋常ではないお得さであった。大将の人柄の良さ、丁寧さも感じられる、極めて満足度の高い鮨屋である。このあたりの鮨屋候補として、ぜひおすすめしたい。
店名 | 鮨処 木はら |
住所 | 北海道函館市湯川町2-1-2 |
営業時間 | 【ランチ】12:00~14:30 【ディナー】17:00~21:00 |
定休日 | 水曜日 |
TEL. | 0138-57-8825 |
公式サイト | http://www.hakodate-kihara.com/2016/ |
※上記の情報は執筆時のものです。ご訪問にあたっては最新の情報をご確認ください。
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