【実食レポ】予約1年半待ちの超人気焼肉店!「Nose to Tail」に行ってきた

アクセス

神楽坂にある焼肉屋「Nose to Tail」に行ってきた。

JR・東京メトロの飯田橋駅B3出口から徒歩で3分程度、「神楽坂 越後屋ビル」の3階にお店は入っている。東京メトロ東西線の神楽坂駅や都営大江戸線の牛込神楽坂駅からも徒歩圏内。

セブンイレブン隣、螺旋階段のあるビルの奥の方あるエレベーターに乗り、3階で降りるとお店がある。

店内

お店に到着したのは、平日の20時30分頃。この日は貸切営業のため、特に待ちはなく、そのまま入店。

ちなみに、貸切は8名以上の予約の場合可能。貸切ではない日は、

  1. 18:00~20:20 2組6名まで
  2. 19:30~21:50 2組6名まで
  3. 21:00~23:20 2組6名まで

の、変則的な3回転制となっている。

なお、完全予約制で、訪問日時点で2024年1月まで予約が埋まっているほどの超絶人気店だが、公式Instagramのストーリーズでごく稀にキャンセル枠の情報が流れるので、近日中に行きたい方は、その枠を狙うのがおすすめ。

店内はシックな内装で、焼肉屋というより、高級なレストランのようなイメージ。席はキッチンを囲むようにコの字に最大12席が配置されている。

メニュー

フードはドリンク込みで税込み14,900円のおまかせコースのみとなっている。

ドリンクについても、特定のメニューは存在せず、仕入れ状況によって日ごとに違った銘柄に出会えるのが魅力のひとつ。店主が日本のお酒にこだわりが非常に強いため、ワインやサワーの扱いはないが、それ以外の日本のお酒であればかなりの種類が揃っている。

ウイスキー、ジンなど。ジンだけで14種類の銘柄がある。一部のお酒は+500円すると飲むことができる。

日本酒、ビールなど。日本酒はキッチンの奥にある大型冷蔵庫にもぎっしり詰まっており、200本くらいは在庫がある。

フード・ドリンク写真

以下、フードとドリンクの一部を提供順にご紹介。

マルスモルテージ越百 モルトセレクションのハイボールで乾杯

グラスに入ったハイボール

最初の一品はテールスープ。液体ではなく、プルプルに固められており、面白い食感が楽しめる。

熊本のあか牛のツラミ(ほほ肉)のお刺身。1口目は塩とわさびでいただく。ゆっくりと噛んでいくと、脂の甘み、旨みがギュッと出てくる。2口目以降は、出汁醤油ベースのタレ、添え物の白髪ネギ・大葉・生姜を巻いて食べるのもおいしい。

風の森 Origin。飲食店専用のブランドで、一般的な酒販店では購入できない。

グラスに入った日本酒とボトルの写真

肉料理の盛り合わせ

プレートに乗った前菜

内容は、12時の位置から時計回りに、

  • 肩ロースを使った自家製のベーコンとポテトサラダ
  • 塩麹で漬けたタン先のマリネ
  • 牛のアキレス腱のゼラチンで固めた自家製の豆腐と牛肉の佃煮
  • 自家製の肉味噌とチーズ、北海道余市産のラズベリー
  • トモサンカクの牛刺し
  • ミノを使い、柿で甘さをつけた筑前煮
  • レバーのムースといちじくのロールケーキ

聖酒造、「聖(ひじり)あきのひじり」

グラスに入った日本酒とボトルの写真

牛すね肉の出汁とタン下のスープ。八角で味付けし、トマトとバジルで仕上げたもの。

来福の「MELLOW」の貴醸酒

グラスに入った日本酒とボトルの写真

神戸太田牛のサーロイン。なお、お肉はすべてお店の方に焼いてもらえる。

お皿に乗ったサーロイン
お皿に乗ったサーロイン

花の香酒造「産土(うぶすな)」

グラスに入った日本酒とボトルの写真

ハツ。軽く炙っていただく。最高の食感。

お皿に乗ったハツ

ランプ。塩とわさびで。上品な脂がすごくおいしい。

お皿に乗ったランプ

石井酒造「豊明」

グラスに入った日本酒とボトルの写真

カメノコ。豆板醤、水飴、生姜、にんにくで作ったタレをたっぷりと付け、ごはんに乗せてしばらくタレを染み込ませてからくるんでいただくのが、最高の食べ方。

お皿に乗ったカメノコ

マルチョウ

このマルチョウをいただいた後には、鳳凰美田の桃のリキュールの贅酪(飲むヨーグルト)割りを合わせるのがお店の流儀。意外に思われるかもしれないが、お口の中がすっきりとリセットされる素晴らしい組み合わせ。

花の香酒造「花の香 桜花」

グラスに入った日本酒とボトルの写真

カタサンカク。ステーキカットのお肉を焼いてからカットするのだが、

カタサンカクのステーキカット

まさかの炭直置き!通称「ダーティーステーキ」。土佐備長炭の最上級のものを使っているからこそなせる技。香り、風味をしっかりと付けることができる。

完成品。備長炭の香りがすばらしい。

お皿に乗ったカタサンカクのステーキ

厚切りタン。旨みを外に逃さないように、あえて隠し包丁をいれないこだわり。

小布施ワイナリーの「リア サケ ナチュレル」

グラスに入った日本酒とボトルの写真

ゲタ(あばらのお肉)

しゃくし(腕のお肉)、ハバキなどを挟み、サガリでお肉はラスト。

〆は北海道の音威子府そば(おといねっぷそば)。日本で一番人口が少ない音威子府村の名産だったのだが、なんと2022年8月で製造終了してしまった、”幻のそば”。カットした肉の切れ端をすべて使って出汁を取ったスープがおいしく、蕎麦を食べ終わった後にご飯を入れると、最高の肉雑炊に。

デザートは炭焼きの種無し巨峰&牛脂入りアイス。巨峰の甘みや苦味がすごく濃くなっている、”食べるワイン”。

まとめ

席にてお会計。上記の料理&ドリンク飲み放題をいただき、お値段は1人あたり税込み14,900円(カード、Suica、QUICPay使用可)

高価格帯ではあるが、フルアテンド、お肉やお酒のレベル、量を考えると、むしろ安いのではないかと思えるくらい、素晴らしいお店だった。お肉はもちろんのこと、お酒にも非常に強いこだわりがあるお店で、お酒好きの方でも満足できることだろう。

会員制ではなく、初めての人でも予約可能なので、高級焼肉を楽しみたい方、美味しいお酒を目一杯飲みたい方にぜひおすすめしたい。

店名 Nose to Tail
住所 東京都新宿区神楽坂3丁目2−6 神楽坂 越後屋ビル 3階
営業時間 18:00~23:20
※変則3回転制、8名以上の場合は3時間程度の貸切
定休日 なし
TEL. 070-8491-0829
公式サイト https://nosetotail1129.com/

※上記の情報は執筆時のものです。ご訪問にあたっては最新の情報をご確認ください。

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