アクセス
某所にある焼肉屋「他言無用」に行ってきた。
なお、住所、外観等はお店のルールにより非公開。実はこちらのお店、会員制の焼肉店「新進気鋭」の別業態店で、食べログ掲載禁止などのルールも同様となっている。
なお、新進気鋭やグループの青天霹靂、暴飲暴食については、本ブログで以前にご紹介している。
店内
お店に到着したのは、土曜日の17時頃。とあるビルのインターホンを鳴らし、お店の方の迎えを待つ。圧倒的なシークレット感。
店内にはグループおなじみの表札
バーカウンターのような空間を通る(こちらはまだ部屋ではない)。
奥の個室へ。夢の世界にようこそ
席はL字型のカウンターで、この日は5席。かなり広々としているので、詰めれば6人入れそう、くらいの距離感
なお、お部屋はこちらの1室のみとのこと。
メニュー
フードはコース1本で、訪問時は以下の内容
カタカナで書くと、上からフラワー、シャトーブリアン、タン、シャトーブリアン、マシュマロ、シャトーブリアン、シャトーブリアン、シャトーブリアン、タン&シャトーブリアン、フルーツである。
そう、こちらのお店では、お肉は基本的にまずお目にかかれない高級部位「シャトーブリアン」と、タンの中でも極上の部位「タン元」のみを扱っている。さすが最上級ブランド。雲の上の存在。
ドリンクは別途注文。メニューは以下のとおりだが、掲載されていない日本酒やワインも数多くあるとのこと。
この日の日本酒(一部)
フード・ドリンク写真
コース提供前に、グループおなじみお肉のお披露目。メニュー表でわかってはいても、いざ目の前に出されると度肝を抜かれる迫力
- 新政 No.6 S-type
- チョレギサラダ
メニュー表に「Flower」とあったが、本当に花が出てきた(食用)。もちろんちゃんとしたチョレギサラダで、味付けも美味しい。下の方に野菜やりんごが入っている。
- シャトーブリアンのユッケ
この世の中には「シャトーブリアン」と「ユッケ」が共存するメニューがあるらしい。世界は広い。タレをたっぷり絡めていただく。圧倒的やわらかさと旨み。しつこい脂っぽさはまったくない。ご飯に乗せて食べても激ウマ
- 花陽浴 純米大吟醸 無濾過生原酒
- タン元のステーキ
「タン元のステーキ」、なんという聞き心地の良さ。すべてのお肉はお店の方が焼いてくれるので、常にベストな状態でいただける。すだちと塩で。タンならではの食感を存分に楽しめる。
- 稲とブドウ
- シャトーブリアンのステーキ
タンが出てきたのでもしやと思っていたら、本当に出てきた。もはや焼肉とは異次元の世界に突入している気もするが、それがまたイイ。さすがは最高級部位。旨みや香りはしっかり感じつつ、嫌な脂のしつこさはまったくない。毎朝食べたい(破産)
次の料理に使うということで、食材のお披露目。とらふぐの白子
- Beau Michelle Snow fanasy
- 白子のリゾット
扱いとしては箸休め。スプーンで食べるので、箸は休んでいるが、普通ならメインで出てきてもおかしくない。最初はそのまま、次は海苔で巻いて、さらにキャビアを乗せてと、3度楽しい。
- シャトーブリアンのお茶漬け
次から次へと聞いたことない料理名が出てくる。大歓喜。お肉のおいしさは当然のことながら、出汁も体中に染み渡る。柚子の香りがふわっと鼻に抜けて心地よい。お好みで柚子胡椒をつけるとさっぱり感が増す。
- 飛露喜 純米大吟醸 生詰
- シャトーブリアンのサンドイッチ
赤ワインのソース、トッピングにフォアグラ、香り付けのトリュフ、仕上げに5年熟成の天然蜂蜜を加えている。サンドイッチ界のアベンジャーズ。味、香り、食感、どれをとっても極上。
- シャトー・ラボルド オー・メドック・クリュ・ブルジョワ 2010
- シャトーブリアンとトリュフのすき焼き
オン・ザ・ライス。さらに先程のキャビアもトッピング。柔らかくてさっぱりとしたお肉と、濃厚な卵の組み合わせがベストマッチ。
- 担々麺
冷製担々麺。ひんやり引き締まった麺の喉越しが心地よい。お肉からはほんのり山椒のような香りがした。
- COEDO 鞠花 Session IPA
- タンとシャトーブリアンのカレー
シメのカレーもタンとシャトーブリアンづくし。サイズは一口から特大まで選択可能。写真は並サイズ。いつか特大を食べられるようになりたいものである。
- ジェラート
ショートケーキをイメージしたジェラート。しっかりとした甘みがあり、いちごの酸味と合わせると良いバランス。お供はコーヒーかハーブティーを選択可能。
まとめ
席にてお会計。上記のコースと、日本酒をメインにドリンクを8種類いただき、お値段は税込み38,000円弱(カードのみ)。ちなみにコース本体は33,000円。
金額だけを見れば圧倒的に高い。が、「それはそうだろう」どころか「逆にこの値段で良いのか」思えてくるような食材と確かな技術がそこにあった。そして、新進気鋭グループ全般に言えることだが、お酒が圧倒的に割安でありがたい限り。本当に限られた人しか行けないので、気軽に訪問することはできないが、チャンスに巡り会えた方は、ぜひ一度訪れてみることをおすすめしたい。
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