アクセス
東池袋にあるイタリアンレストラン「オステリア・ピノ・ジョーヴァネ」に行ってきた。
東京メトロ有楽町線の東池袋駅から徒歩で2,3分の場所にお店はある。都電荒川線の都電雑司ヶ谷駅や、池袋駅からも徒歩圏内。すぐ隣には先日ご紹介した洋食店「ウチョウテン」がある。
佇まいはまるで古民家。うっかりすると通り過ぎてしまうような、まさに隠れ家的レストランである。
店内
お店に到着したのは、平日の18時30分すぎ。予約名をお伝えすると、席へと案内された。
2階建ての建物が丸々お店となっており、1階席は、カウンターが2席と2人掛けテーブルが3卓、2階席は2人掛けテーブルが5卓配置されていた。
1階席。ノスタルジックな雰囲気で落ち着きがある。
2階席。今回利用したのはこちら。明かりはややおさえられてムードのある雰囲気。
メニュー
メニューは以下のとおり。
フード。前菜~メインディッシュまでは最初のオーダーで指定する。通常の食事量であれば、各ジャンルから1品ずつ注文するとちょうど良い。
人気メニューを集めたコースもあり。
ドリンク。「ワインを楽しんでもらう」というのがひとつのコンセプトで、かなり充実したラインナップになっている。
食後のメニュー
今回はフードはアラカルト、ワインはグラスで注文することにした。
フード・ドリンク写真
以下、フードとドリンクの一部の写真をご紹介。
ガンチア プロセッコ。辛口のスパークリング。
カプレーゼ。甘さ際立つフルーツトマトに、燻製された水牛リコッタと、驚くほど滑らかな舌触りの水牛モッツァレラ。サラミと生ハムはオレンジ風味の味付け。
パンはしっとりやわらか。1カゴ220円でお代わりも可能だが、上記のとおり、1皿あたりのボリュームは結構あるので、ペース配分には注意したい。
フォアグラのソテー。バルサミコソースで味付けされたフォアグラを、「ピアディーナ」というモチモチの生地で巻いて食べるのがこちらのお店のスタイル。
おすすめに従って、合わせたのは赤ワイン。「アリアニコ」という品種。
牛サーロインステーキ(200g)。白トリュフの香りが食欲を誘う。とても柔らかく、それでいて赤身の旨味がギュッと詰まっていておいしい。お好みで別添えのレモンをかけるとさっぱりとした味わいに。
ラグーパスタ。この日は蝦夷鹿のラグー。比較的硬めの茹で加減のパスタと、ホロホロと解けるお肉の相性が良い。
どの料理もおいしかったので、すっかり満足してデザートも注文。
ソスピーロのレモンクリーム マンゴーソルベ添え。ソスピーロとは、クリームをやわらかい生地で挟んだ、シュークリームのような見た目のスイーツ。南イタリアではメジャーなようだ。
マルサラとラムキャラメルのジェラートのセット。ラムの香りが豊かな、上品な甘さのジェラートにデザートワインを合わせるのが至高。
まとめ
席にてお会計。上記の料理と、3~4杯/人のドリンクをいただき、お値段は2人で19,000円弱(カード、楽天ペイ使用可)
趣のある雰囲気で、馴染みの家庭にディナーに来たような、非常にリラックスした空間で食事をすることができた。もちろん、お料理は、一般の家庭料理をはるかに凌駕したレベルである。
また、接客がとても丁寧で、訪問時はお二人で回していたかと思うが、料理やお酒はすべて適切なタイミングで運ばれてきた。素晴らしいオペレーションである。
少人数でおいしいディナーを楽しみたいが、あまり格式張っているお店はちょっと、という人にうってつけのお店なので、ぜひ覚えておきたい。
店名 | オステリア・ピノ・ジョーヴァネ |
住所 | 東京都豊島区南池袋2-36-8 |
営業時間 | 【ランチ】11:30頃~13:30(L.O. 12:30) 【ディナー】18:00~22:30(L.O. 21:30) |
定休日 | 水・土・祝のランチ、日曜日 |
TEL. | 03-6326-2263 |
公式サイト | http://www.pino-giovane.com/ |
※上記の情報は執筆時のものです。ご訪問にあたっては最新の情報をご確認ください。
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