アクセス
広尾にあるベトナム料理店「Ăn Cơm(アンコム)」に行ってきた。
東京メトロ日比谷線の広尾駅2番出口から徒歩1分、「THE RESTAURANT」の2階にお店は入っている。
1階のブルーボトルコーヒーが目印。なお、階段やエレベーターは通り沿いではなく、少し奥に入ったところにある。
店内
お店に到着したのは、土曜日の19時頃。予約名を伝え、指定されたテーブル席へ。
席はカウンターが8席と、テーブルが8席。横丁内にあるので、通路や他のお店との間に仕切りはないが、この施設自体が「ハイエンド横丁」をコンセプトとしていることもあり、いわゆる横丁のような喧騒はなく、落ち着いた雰囲気で食事できるのが魅力。
訪問時、我々の席以外はほぼ満席だった。完全予約制というわけではないが、人気のお店なので、ある程度前に予約をしておくのがおすすめ。
メニュー
メニューは以下のとおり
- コース
- アラカルト
- ドリンク
- ワインリスト
- 日本酒リスト
ご覧のとおり、日本酒の品揃えが素晴らしい。
今回は、コース(+アラカルトで少々追加)と、日本酒のペアリングをお願いすることにした。
フード・ドリンク写真
以下、フードとドリンクをご紹介
- 七本鎗 スパークリング日本酒 awaibuki
- 煮込み豚のオープンバインミー
人参と煮込んだ豚肉が乗せられたオープンサンド。ベトナム料理らしいハーブの香りは強く感じられるが、味自体は癖がなく食べやすい。日本産のハーブは味の癖が少なく、初心者でも食べやすいんだとか。
- 産土 2022 山田錦
- パパイヤサラダ
グリーン、漬物、完熟の3種類のパパイヤにシャインマスカットや完熟みかん、トマト、きゅうりのピクルス、炒ったナッツを合わせた特性サラダ。ドレッシングは酒粕とみかんを使ったもの。
- 山形正宗 純米吟醸 秋あがり
- 秋刀魚の生春巻き
周りは表面を炙った秋刀魚、中には肝のリエットが入っている。まったく生臭さはなく、完成された唯一無二の料理という感じがする。この生春巻きのためだけにでももう一度訪問したいレベル。
- 花巴 水酛×水酛
- 鰹と焼きナスのサラダ
戻り鰹と焼きナスに巨峰を合わせている。ソースはココナッツミルクとビーツで作ったもの。噛むごとにナスやハーブの香りの変化を楽しめる。
- 杉錦 エドノアキザケ 白麹純米
- 鶏肉とカニの揚げ春巻き
コース外だが、追加で注文。チキンとカニが入った上げ春巻きとハーブをレタスで包み、自家製ポン酢ソースをつけていただく。バリバリの皮としっとりの中身の組み合わせが最高。
- 天穏 生酛 にごり
- 豚タンと里芋の揚げ春巻き
春巻きの下にある赤いソースははスパイシートマトソース。とはいえ、激辛ソースではないので安心されたい。里芋のなめらかな口当たりに、豚タンの食感が良いアクセント。
- 長珍 ひやおろし 純米吟醸 生詰
- 悦凱陣 純米吟醸 金毘羅大芝居
- ラムつくね
レモングラスで風味付けされたラムつくね。玉ねぎとハーブのドレッシング、ハーブのサラダと一緒にいただく。
- チキンフォー
付け合わせのパクチーなどを投入すると以下のようになる。パクチーが苦手な方からすると目を見張るような光景だが、実際、パクチーが苦手な筆者でもおいしく食べられるものだった。パクチー克服の日も近い。
- 光栄菊 神酒の海 MARE NECTARIS
- ベトナムコーヒープディング
合わせるドリンクはハーブティーかいり番茶を選択可能。今回はいり番茶を選択した。クルミのキャラメリゼが乗ったプリンに、スモーキーないり番茶の香りがベストマッチ。
まとめ
席にてお会計。上記のコース、ドリンクでお値段は税込み約12,500円(カード使用可)
実のところ、ベトナム料理はそれほど得意ではなかったのだが、その印象が完全に払拭されるほど、素晴らしいレストランだった。おいしい日本酒がたくさん揃っていたり、季節ごとに料理が変わるというのもうれしいポイント。ベトナム料理好き、日本酒好きの方、あるいはベトナム料理を試したことはないので最初は間違いないお店で食べたいという方にもぜひおすすめしたい。
店名 | Ăn Cơm(アンコム) |
住所 | 東京都渋谷区広尾5-4-16 EAT PLAY WORKS THE RESTAURANT 2F |
営業時間 | 【ランチ】11:30~14:00 【ディナー】17:30~23:00 |
定休日 | 月曜日・火曜日 |
TEL. | 03-6409-6386 |
公式Instagram | https://www.instagram.com/ancomvietnam/ |
予約サイト | TableCheck |
※上記の情報は執筆時のものです。ご訪問にあたっては最新の情報をご確認ください。
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