アクセス
日比谷にある点心専門店「添好運(Tim Ho Wan)日比谷店」に行ってきた。
東京メトロ日比谷線・千代田線、都営三田線の日比谷駅から徒歩で1,2分の場所にお店はある。A4,5,11出口などが近い。また、JR山手線・東京メトロ有楽町線の有楽町駅や東京メトロ銀座線・丸ノ内線の銀座駅ほか多数の駅からも徒歩圏内。
店内
お店に到着したのは、日曜日の9時55分。開店は10時なので、まだオープン前だったが、既に数十人の人が列を作っていた。香港でミシュラン一つ星を獲得している香港点心専門店なだけあって、さすがの人気がうかがえる。
10時頃お店がオープンし、お客さんが続々と入店。我々も1巡目で入店できた。
大きな窓から入ってくる光で店内はかなり明るく、清潔感のある雰囲気。席は4人または6人掛けのテーブル席がメインで、総席数は80席前後。
なお、開店してからも入店待ちの行列はどんどん長くなり、12時前くらいには約70人もの長さになっていた。予約はできないお店のため、あまり待ちたくない人は開店前に並んでおくのがおすすめ。
メニュー
メニューは以下のとおり。
注文は席においてあるオーダー用紙に数を記入し、それをお店の方に渡して行う。追加注文する際には、お店の方にその旨伝えると、新しい紙を持ってきてもらえる。
なお、席料は10%で、その中には各テーブルにポットでおいてあるプーアル茶の料金も含まれている。大きめのポットなので、特にこだわりがなければドリンクはお茶だけで十分足りる。
フード写真
以下、提供順にフードをご紹介。なお、注文はすべて1人前でお願いした。
- 鶏足の香港式煮込 アワビソース
肉そのものの味はあまり強くなく、食感もお肉というより、プルプルとした、豚足に近いような印象。1人前で6本(足?)提供。
- ベイクドチャーシューパオ
メロンパンの中にトロトロのチャーシューが入っているという未知の食べ物。表面はサクサクだが、中身が温かいからか、通常のメロンパンよりしっとりとしている。
断面。ゴロッとしたチャーシューがぎっしり入っている。
- 大根餅
味は大根で、食感はチヂミのような感じ。
- 7種野菜の蒸し餃子
見た目でもわかるとおり、日本の餃子の皮とは食感がかなり異なり、ゼラチンのようなプルプル感がある。中身は野菜のシャキシャキ感を残していて皮とのコントラストが心地よい。
- 海老とニラの蒸し餃子
こちらは中身にたっぷりのニラと海老が入ったバージョン。
- 椎茸と魚のすり身団子乗せ
季節のおすすめメニューで、月によって内容が変わる。上記は12月のメニュー。
- スペアリブの豆鼓蒸し
スペアリブの身がかなりしっとりしていておいしい。ちなみに、「豆豉(トウチ)」とは、黒豆に塩や麹、酵母などを加え発酵させて作る中華調味料のこと。
- 牛挽肉のチョンファン
皮、中のお肉ともにトロッとした食感。パクチー入り。
- スペアリブの蒸しご飯
お米はおそらくインディカ米を使用しているのだろう。日本のお米と比べると粉感が強いので、好みが分かれそう。
- 蓮の葉ちまき
こちらは馴染みのある日本米が使われているようだ。3人程度で食べてちょうど良いほどの大きさで、中にはお肉がぎっしり詰まっている。
- 本日のココナッツミルク タピオカ入り
キンキンに冷えた甘いミルクに、マンゴーとタピオカが入ったデザート。タピオカは近年流行った黒い大きめのものではなく、昔ながらの、透明に近い小さな粒状のもの。
- ミルクフライ
軽めのパリパリとした衣の中に、ゆるく固めたミルクが入ったスイーツ。味はかなり甘め。
まとめ
レジにてお会計。上記の料理を注文し、お値段は税込み約9,200円(カード使用可)
今回は3人でいただいたので、1人あたり約3,000円ほど。朝から12品もいただいたので、そこそこのお値段にはなってしまったが、1人あたり2~3品程度にしておけば、2,000円程度で済ませることも可能だろう。
ミシュラン一つ星獲得の本格香港点心をお手軽に味わえるというのはかなり嬉しいお店である。点心好きな方にはぜひおすすめしたい。
店名 | 添好運(Tim Ho Wan/ティム・ホー・ワン) 日比谷店 |
住所 | 東京都千代田区有楽町1-2-2 日比谷シャンテ 別館1F |
営業時間 | 10:00~23:00(L.O. 22:00) ※通常時 |
定休日 | なし ※施設の休館日あり |
TEL. | 03-6550-8818 ※予約不可 |
公式サイト | https://timhowan.jp/ |
※上記の情報は執筆時のものです。ご訪問にあたっては最新の情報をご確認ください。
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