目黒区にあるラーメン屋「蟹ラーメンとお酒の場 香住 北よし 学芸大学店」に行ってきた。
東急東横線の学芸大学駅東口から徒歩約1分の場所にお店はある。
細い路地にあるので、通り過ぎないようにしたい。
東口から伸びた道路をまっすぐ進み、KALDIを過ぎて少し歩いたところにある角を左折するとお店にたどり着く。
お店に着いたのは金曜日の19時30分頃。
2020年6月20日にオープンしてから初めての金曜日だったが、幸いにも席に空きがあったのですぐに入ることができた。
こちらのお店、名前のとおり蟹ラーメンを押しているお店なのだが、その名前に引けを取らない、ものすごい蟹の香りが入店した瞬間に押し寄せてくる。
それもそのはず。
調理スペースでは茹で上がった大量の蟹が顔を覗かせている。
蟹好きにはたまらない空間である。
今回は1人での訪問だったので、カウンター席を使わせていただいた。
店内にはテーブル席もあり、席数は全部で合計30~40席といったところ。
ラーメンのメニューは以下のとおり。
グランドメニューは
- 香住の蟹醤油ラーメン
- 濃厚蟹白湯ラーメン
- 蟹和えそば(冷)
の3種類で、それぞれ味玉・チャーシュー・メンマが付いた特製バージョンや、カニ丼・チャーシュー丼・銀シャリセットがある。
また、東京限定(本店は大阪にある)で
- 香住の蟹つけめん
というメニューを提供している。
ラーメン以外にも、カニを使った一品メニューや、ビール、サワーなども取り揃えており、飲み会をして、シメにラーメン、といったこともできるようだ。
さて、限定メニューも気にはなるが、ここは初めてということもあり、大阪本店で人気No.1だという「香住の蟹醤油ラーメン」をオーダー。
ついでに頼んだ生ビールを飲みながら待っていると、10分弱でラーメンが提供された。
見た目からすごいインパクト
蟹の形をした蓋をあけると美味しそうな蟹の香りと共にラーメンが姿を現した。
ネギとメンマはよくあるトッピングだが、見慣れないものが2つほど見える。
まず、チャーシューのように見える、写真手前のピンク色の物はチャーシューではなく、雲呑(ワンタン)。
蟹身と蟹味噌、キクラゲを使っているとのこと。
そして一際目を引く蟹足のようなものは通称「蟹に金棒」
蟹身、蟹かま、とびっこを鶏ミンチと合わせて固めたものである。
紅ズワイガニから作られたスープを口に含むと、蟹の香りが一気に広がる。
ここまで蟹の香り、旨味を引き出すことができるとは!と驚くレベルだが、柔らかい舌触りのせいか、どこか上品な味わいもある。
麺は細めのストレートで、スープとの相性も良し。
蟹雲呑は蟹味噌の芳醇な香りが全面に出ている。
もちっとした皮と食感を残した具材とのバランスが良い。
蟹に金棒
食感はプリッとしており、蟹の風味に加え、焼き目をつけたことによる香ばしさもあって美味しい。
半分くらい食べたあと、黒いレンゲに乗った蟹身と蟹味噌をスープに投入。
これによって、スープの香り、旨味はさらにパワーアップし、味の変化を楽しむことができる。
最後の一滴までスープを飲み干し、入口のレジでお会計。
お値段は蟹醤油ラーメンが880円、生ビールが430円で、合計1,310円。
これだけインパクトのあるラーメンということを考えるとリーズナブルな印象。
美味しさと独自性を兼ね備えた良いラーメンだった。
圧倒的な蟹感ゆえ、好みはかなり分かれそうではあるが、個人的には再訪、他メニューも試してみたいお店である。
店名 | 蟹ラーメンとお酒の場 香住 北よし 学芸大学店 |
住所 | 東京都目黒区鷹番2-20-9 桧ビル 1F |
営業時間 | 昼 11:00~14:00 夜 18:00〜24:00(日〜木)/18:00〜翌3:00(金・土) |
定休日 | 水曜日 |
TEL. | 03-6451-2105 |
公式HP | https://kasumikitayoshi-ramen-gakudai.com/ |
※上記の情報は執筆時のものです。ご訪問にあたっては最新の情報をご確認ください。
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