【実食レポ】開港当時のレシピ再現カレーと赤レンガイメージのプリン！「馬車道十番館」喫茶室に行ってきた

馬車道にあるレストラン「馬車道十番館」の喫茶室に行ってきた。

横浜高速鉄道みなとみらい線の馬車道駅から徒歩5分弱の場所にお店はある。
JR根岸線、横浜市営地下鉄ブルーラインの関内駅からも徒歩圏内。

入口には趣のある公衆電話と看板

こちらのお店、「レストラン」と総括してあるが、それ以外にも宴会場や英国風酒場、喫茶室などが入っている。
その中で、今回は1階の喫茶室を訪問した。

お店に到着したのは平日の13時すぎ。
席に余裕があり、「お好きなお席に」ということだったので、角の4人席に着席。
この時点での先客は2組だけだったが、直後に3～4組が次々と入ってきたため、結構混雑していた。

店内は4人掛けのテーブルがメインで、2人掛けのテーブルも少々ある。
総席数は40席前後といったところ。
レトロな色調のテーブルと椅子、鮮やかなステンドグラスが、統一感のある美しい空間を作り上げている。

メニューは以下のとおり。

ドリンク

フード

デザート

焼き菓子やお持ち帰りメニューもある。

今回は「開港カレー」のスモールサイズと、「十番館プディング ロワイヤル」を注文することにした。

注文後すぐに、カレーのセットのサラダが提供された。

器は小さめだが、レタス、キュウリ、ミニトマト、ブロッコリー、パプリカ、ゆで卵と、具は盛りだくさん。

注文から5分でカレーの方も提供された。

こちらが今回注文した「開港カレー（スモールサイズ）」

若干グリーンがかったペースト状のカレー。
よく煮込まれており、大きな具材はないシンプルなもの。

さっそく一口。

見た目どおり、粘性の強いカレー。
肉はひき肉を使っている。
口に入れたときのアタックはスパイスの香りだが、辛さはさほど強くはなく、後味はじっくり煮込まれた具材の甘さが徐々に存在感を示してくる。

スモールサイズにしてみたが、小さすぎるということもなかったので、デザートも一緒に食べたい人などはスモールサイズにするのがおすすめ。

カレーを完食してから、デザートを持ってきていただくようにお願いした。
食器類やお手拭きは丸ごと交換してもらえるというサービスの良さ。

10分弱でデザートが登場。

混雑具合によるのかもしれないが、思ったより時間がかかったので、急いでいる場合には食事が終わる前にデザートをお願いしたほうが良いかもしれない。

こちらが、「十番館プディング ロワイヤル」

比較的珍しい四角いプリンに、2種類のアイス、生クリーム、いちごやメロンなどのフルーツがトッピングされた豪華な一品。
四角いプリンは建物の外観、赤レンガをイメージしているとのこと。

プリンは卵の自然な甘みが存分に引き出されていて非常においしい。
カラメル部分の固めの食感とほろ苦さも絶妙な具合である。
全体的には、昔ながらの少し固めのプリンで、個人的にはかなり好みのタイプ。

アイスはバニラとチョコの2種類で、どちらも濃厚な味。
バニラは甘さが際立っている一方で、チョコの方は少しビターな仕上がりになっており、バランスが取れている。
フルーツ類もフレッシュでおいしく、お店の名前を冠するのも納得のハイレベルなデザートだった。

レジにてお会計。
お値段は上記2品で1,870円（カード、PayPay可）

単品で2品注文したので、ランチにしては少し高価格帯ではあるが、おいしい料理やスイーツに、綺麗で趣のある店内の雰囲気まで含めて考えると満足度が高い。
ヨコハマを感じさせるレトロでクラシックな空間でリラックスしたひとときを過ごしたい時、ちょっと贅沢しておいしいランチやスイーツを食べたい時などにぜひおすすめしたい。

※上記の情報は執筆時のものです。ご訪問にあたっては最新の情報をご確認ください。