【実食レポ】江ノ島の話題店が東京に進出！「すき焼き ちかよ 渋谷店」に行ってきた

アクセス

渋谷にあるすき焼き店「すき焼き ちかよ 渋谷店」に行ってきた。

渋谷駅から徒歩で10分弱の場所にお店はある。自販機の横、ひときわ明るく目立っているのがお店の入口

店内

お店に到着したのは、祝前日の18時15分頃。4人の先客がいたので、後ろに並んで順番を待つ。

15分ほど経つと席が空き、入店。指定された一番奥のカウンター席へ。

席はすべてカウンターで、Uの字に14席が配置されている。

なお、訪問日時点では電話番号は非公開で、予約は受け付けていなかったが、2023年9月末には公式LINEを開設し、そちらから予約ができるようになるとのこと。

メニュー

メニューはシンプルに「すき焼きセット」のみ。セット内容にご飯や卵、漬物、赤だしはすべて含まれており、追加注文やドリンクは別途料金となる。

フード・ドリンク写真

まずは赤星で乾杯

調理はすべてお店の方がやってくれるスタイル。1人ひとつ、専用のすき焼き鍋が目の前に置かれており、そこでお肉が仕上げられる姿を見る、エンターテイメント。

早速お肉が投入される。

お肉の産地は特定しておらず、旬の最高級和牛を仕入れている。この日は仙台黒毛和牛のリブロースを使用。

こちらのお店、よくあるすき焼きと違う点がふたつある。

ひとつ目は、野菜や豆腐などを一切使用しない、大判のお肉1枚のみで勝負しているということ。
ふたつ目は、割下を使わず、砂糖と醤油だけで仕上げる焼きすきスタイル（関西風とも呼ばれる）であること。
純粋にお肉のおいしさのみを追究している。

待っている間に、漬物や赤だしなども提供された。

お米は島根県産コシヒカリ仁多米を使用。ちかよさん（＝店名の由来にもなった店主のお母様の名前）の夫が米農家だったのがきっかけなんだとか。

手際よく肉が仕上げられ、解いた卵へダイブ。いただきます。

うまい！

専属の加工チームが、ベストな厚み、2.9mmにカットしたお肉は、食べごたえがありながらも、難なく噛み切れる柔らかさ。そして口の中に広がるお肉と脂の旨味。砂糖と醤油のみというシンプルなスタイルだからこそ、お肉の良さがダイレクトに感じられる。

非常においしかったので追い肉を注文（1枚のみでも大きさがあるので、食べごたえはなかなか）

残った卵にお好みで醤油を足し、卵かけご飯としていただくのがお店おすすめの食べ方。お肉の旨味たっぷり滲み出たTKG、まさに極上の逸品

まとめ

席にてお会計。上記の料理、ビール1本でお値段は税込み4,610円（キャッシュレス決済可）

肉だけのすき焼きという、他ではまず見られない興味深いスタイルのお店だった。追加やドリンク注文をしなければ、2,000円少々でおいしいすき焼きが食べられるという価格設定も魅力的。また、フルアテンドかつ肉のみというスタイルのおかげで、すき焼き店とは思えないほど回転が速いのもポイント。サクッとおいしいすき焼きを食べたい方にはぜひおすすめしたい。