綱島にある家系ラーメン屋「麺場寺井」に行ってきた。
東急東横線綱島駅の西口を出て、左手に30秒程度歩いた場所にお店はある。
入口の上に大きく「麺場寺井」と書かれているので見つけやすい。
こちらのお店、日吉の「武蔵家」で修行を積んだ店主が立ち上げたお店とのこと。
お店についたのは平日の14時すぎ。
コロナウイルスによる外出自粛かつ平日の微妙な時間ということで、先客はいなかったが、入店直後に2組ほど別のお客さんがやってきた。
お昼や夜は結構混みそうである。
お店の前に設置されている券売機で先に食券を買う方式
「武蔵家」と同じくレディースラーメンやキャベツラーメンもある。
食券を買ったら店内に入り、お店の方に食券を渡して空いている席に座る。
ラーメンの好み(麺固めor普通or柔ら
また、ライスが無料でつく(おかわりも自由)ので、それもこの際に伝える。
(基本的にはお店の方に食券を渡した際に聞いてくれる)
お水はセルフサービスで、入口付近に給水機が置いてある。
座席はテーブルが4席とカウンターが7席の合計11席。
ただし椅子を間引いている状況での席数なので、通常営業に戻ればもう少し増えそう。
卓上には、刻みショウガ、豆板醤、ニンニク、しば漬け、お酢、コショウといったおなじみの調味料が並んでいる。
席に座ってから3分程度でラーメンが提供された。
今回注文したのは「ラーメン 並」
お値段は650円と、なかなかリーズナブル。
スープの色は結構濃いめで、見た目は「渡来武」に近い。
トッピングはチャーシュー、ほうれん草、海苔の王道3点セット。
海苔が大きめで、スープに浸してライスを巻くのに良い感じ。
まずはスープを一口
かなりトロっとしてそうな見た目だが、以外にも舌触りはかなりさらっとしている。
味はしっかりとしていて、塩気というよりは醤油感が強い。
麺は家系ラーメンにしてはかなり細めな印象。
スープとの相性は良好で、どんどん食べ進められる一体感がある。
さらっとしたスープや細めの麺とは対照的に、チャーシューはかなり脂身が多くてヘビーな味わい。
個人的にはもう少しあっさりめのチャーシューが好きだが、スープのこってり感が抑えめなので、全体としては重い感じはしなかった。
いつもどおり、残ったスープにライスを入れていただいたが、スープとライスの相性がなかなか良く、思わずライスのおかわりをお願いしたくなるほどだった(外出自粛で体型が非常に気になるところなのでおかわりもなんとか自粛)
「武蔵家」らしさを随所に織り交ぜつつも、差別化を図っているということがうかがえるラーメン店であった。
また、「綱島商店」とも一線を画する仕上がりで、駅近かつリーズナブルなので、かなり行きやすいお店と言えるだろう。
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