武蔵小杉にある家系ラーメン屋「渡来武(とらいぶ)」に行ってきた。
自由が丘、学芸大学に続く3店舗目だが、武蔵小杉店が総本店という位置付けらしい。
お店は、武蔵小杉駅南口から徒歩1分の好立地にある。
開店2日目だったので、入口付近には開店祝いで届いた花が沢山飾られていた。
到着したのは金曜の19時30分頃。
店の前には先客が4人並んでいた。
並ぶ前に入口横(外)の券売機で食券を買う方式。
今回はラーメン並にした。
お値段は680円。比較的安め。
店員さんに食券を渡し、ラーメンの好み(麺固めor普通or柔らかめ、脂多めor普通or少なめ、味濃いめor普通or薄め)を伝える。
このあたりは家系ラーメン屋ではおなじみ。
ライスは無料。
大中小を選べておかわりも自由。
中をお願いした。
並んでいるとは言え、ラーメン屋なので回転はかなり速い。
2,3分待ったところで席が空いたので店内へ入る。
席はカウンターのみで13席ほど。
店内は、店員さんの元気で愛想の良い声が飛び交う明るい雰囲気。
卓上にはお酢、コショウ、ショウガ、豆板醤、ニンニク、漬物といった王道調味料が置いてある。
席に座って数分でラーメンが出てきた。
トッピングは一般的なチャーシュー、海苔、ほうれん草の3点セット。
麺は中太のストレート。
日吉の武蔵家にどこか通ずるものを感じたので、食べ終わってから調べたら、日吉の武蔵家で修行をした方が開いたラーメン屋だそうだ。
店名の「渡来武」も「武蔵家で修行して渡って来た」というのが由来らしい。
まずはスープを一口。
口当たりまろやかで、味はしっかり家系。
うっかりするとスープだけどんどん飲んでしまいそうなほど美味い。
スープの染み込んだ海苔でライスを巻いて食べるとまた美味い。
麺はもちもちツルツルな食感でスープとの相性も抜群。
チャーシューは程よく脂が乗ってて柔らかく、良い感じ。
スープが美味しすぎてちょくちょく飲みながら食べ進めたら、麺がなくなる頃にはスープも残りわずかになっていた。
そのわずかなスープで残りのご飯をガーッとかき込み、フィニッシュ。
店員さんの感じの良い「ありがとうございましたー!」に見送られて店を後にした。
まろやかな家系スープとツルっとした麺がとても好きなラーメン屋だった。
最近の武蔵小杉は結構なラーメン激戦区になりつつあるが、その中でも一際存在感を放つお店と言えるだろう。
また近々訪問したい。
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