アクセス
那覇市にある沖縄料理屋「AKINDO」に行ってきた。
ゆいレールの県庁前駅から徒歩で5分程度の場所にお店はある。お店の場所が少々わかりにくいが、駅方面から歩くと、セブンイレブンを過ぎた次の十字路の角にお店がある。
店内
お店に到着したのは、土曜日の22時半ごろ。ちょうど席が空いたということで、片付けの1,2分間待つだけで着席できた。
店内はブラウン調の落ち着いた雰囲気。棚に並んでいる食器のラインナップなどからも、インテリアに凝っていることがうかがえる。今回利用した1階席は、4人掛け程度のテーブルが5卓、カウンターが6席ほどあった。
なお、土曜とはいえ、かなり遅めの時間帯だったが、ほとんどの席が埋まっていた。訪問時刻が決まっているなら、あらかじめ予約をしておくことをおすすめする。
メニュー
メニューは以下のとおり
- フード
- ドリンク
フード・ドリンク写真
以下、フードとドリンクを提供順にご紹介
- ニキーパー&シトラ フランキー
まずは沖縄のクラフトビールで乾杯。ニキーパーは甘めダークな感じ、シトラフランキーはよりフルーティーでごくごく飲める。
- お通し
この日のお通しは燻製サバと日向夏のサラダ。お通しの時点でクオリティが段違い。柑橘系の程よい酸味に、ピンクペッパーの刺激が良いアクセント。
- イチゴと生ハムの白がけ
2人で1人前を注文したところ、親切にも1人分ずつ小皿に分けて出していただけた(以下お料理は同様)。いちごの酸味や甘み、生ハムの塩味が絶妙なバランス。
- マグロ刺
他に有名な料理が多すぎるのもあってか、個人的には沖縄に刺身のイメージがそれほどなかったが、文句なく美味しい。
- シークヮーサージュース
沖縄県産のシークヮーサー100%果汁をしぼりたてで冷凍したもので、加熱した果汁に比べると香りや色合い、酸味が良い。ということで、今回は割りものにせず、あえてジュースを注文。酒を飲みすぎて飽きたわけでは無い。
- ジーマミー豆腐
ジーマミー(ジーマーミ)豆腐は、落花生を使った沖縄の伝統料理。通常の豆腐よりもかなり弾力があり、ピーナッツの風味をしっかりと感じる。ちなみに当ブログでも以前ご紹介(以下)
- 翠古
沖縄に来たら当然味わいたい。お店おすすめの泡盛。まろやかで後味もすっきりなので、筆者のような泡盛初心者にもとても優しい。
- 金アグーしゃぶしゃぶ
メインの登場。1人前で約80グラム。そもそもアグー豚とは、元々沖縄にいた「琉球在来豚アグー」血統が50%以上の豚、などの条件がある(参考)。金アグーは、鑑定済みの雄雌アグー豚から生まれるアグー純血統種。
という細かいことはさておき、脂がさっぱりしていてしつこくなく、元々相対的に少ない豚特有の臭みがさらに少ない。そして、旨味成分がアクとして逃げ出しにくいという、至れり尽くせりな豚肉。これを国産の鰹や昆布、椎茸で取った出汁でしゃぶしゃぶする。最高の贅沢
- 島豆腐
鍋の具材としてオーダー。食感は絹よりも木綿に近く、箸で難なくつかめるほどには固さがある。
- 生もずく
本日のおすすめということで注文。こちらも鍋の具材。この日の朝に採ってきたばかりのもずくで、出汁にくぐらせて緑色になったら食べごろ。塩漬けしたもずくはシャキシャキ感が出るが、生もずくはそれがまったくなく、トゥルントゥルンの食べ心地。並べてみると、見た目から違いは明らかである。
まとめ
席にてお会計。上記の料理と、1人2杯程度のドリンクをいただき、お値段は2人で税込み10,000円弱(カード、PayPay使用可)
お酒控えめということを差し引いても、1人5,000円未満はかなり嬉しい水準。この料理、東京で食べたら1人1万円はしそう。ありがたい限り。
料理の美味しさもさることながら、旅行客を温かく迎えてくれたマスターご夫妻の人柄にも感動した。味良し、雰囲気良し、お値段良しのお店、近くを訪れる方にぜひおすすめしたい。
店名 | AKINDO |
住所 | 那覇市久茂地3丁目15番15号第2 やまこビル1F |
営業時間 | 18:00~24:00(L.O. 23:00) |
定休日 | 日曜日 |
TEL. | 098-953-2275 |
公式サイト | https://akindo-okinawa.com/ |
※上記の情報は執筆時のものです。ご訪問にあたっては最新の情報をご確認ください。
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