アクセス
阿佐ケ谷にある焼肉屋「SATOブリアン 本店」に行ってきた。
JR中央・総武線の阿佐ケ谷駅南口から徒歩3分程度の場所にお店はある。線路沿いの通りにある「サトーブリアン」の看板が目印。
店内
お店に到着したのは日曜日の17時半ごろ。入口で予約名を伝えて入店。
なお、「SATOブリアン」は2021年11月時点の食べログ東京焼肉ランキングで5位(8,12,13位も系列店)に位置するほどの人気店であり、ふらっと訪問して食べられるタイプのお店ではないので注意。
電話は混雑のためつながることがほとんどないが、現在はネット予約にも対応しているのでそちらを利用するのがおすすめ。
今回の席は、6人まで掛けられるテーブル席。
席は他に、同じ構成のテーブル席が2卓、奥に個室が1卓あり、最大席数は24席。
メニュー
予約時にコースを指定する方式なので、基本的にアラカルトという選択肢は存在しない。今回お願いしたコースは2021年にリニューアルした「直球コース」。お店の10周年を機に以前のコースから少し内容を変え、お肉の量も320gに増やしている(以前のコースメニューのレポはこちらを参照)
ドリンク・サイドメニューは以下のとおり。
壁にもワインリストも貼ってあるので、そちらからお好みのものを頼むのもアリ。
フード・ドリンク写真
以下、フード・ドリンクを提供順にご紹介。なお、お肉は4人分の量となっている。
まずはレモンサワーで乾杯。
お通しは九州和牛のビーフシチュー
和牛がゴロゴロ入ったビーフシチューは通常のお通しのクオリティを完全に超越したおいしさ。
キムチ
白ごまと海苔のサラダ
3種盛り
内容は、写真下から時計回りに、鹿児島産のタン、ハラミ、テート。ちなみに、テートとは、ヒレ肉の中で、お尻の側にある、シャトーブリアンの隣の部位。
なお、すべてのお肉について、焼きはお店の方がやってくれる。
調味料はスパイスやレモンマスタード、ニンニクたまり醤油など、色々な種類があるが、どれを使うかもお店の方がおすすめしてくれるので安心。
きゅうり(箸休め)
シンシン
見た目よりもかなりさっぱりとした柔らかい部位。2枚にカットしてくれるので、1枚目はわさび、2枚目はスパイス+レモンマスタードでいただく。
ドリンクはワインを注文。「ルメ モンテプルチアーノ・ダブルッツォ」
常陸牛のヒレ肉が登場。
このヒレ肉を焼き、「つまんでご卵」という濃厚な味の卵の卵黄に絡めてご飯に乗せ、最後にタレをかけたら、名物「ヒレスキ」の完成。
間髪入れずにブリカツも提供。
「ブリカツ」とはシャトーブリアンを使った超贅沢なカツサンド。息を呑むような断面の美しさはもはや芸術的。肉はもちろんだが、それをサンドするパンも非常に上質で、両者が合わさって最高のハーモニーを奏でている。
冷しトマトを挟んで
さらにシャトーブリアン。以前よりも大きくなった気がする。
このシャトーブリアンを焼いて2切れにカットし、ご飯に乗せたら「ブリめし」の完成。ご飯は普通の白米か「きのことヒレの炊き込みご飯」のどちらかを選択できる。
半分ほど食べたら、今度はウニを乗せて、第二形態へ。
お肉はいよいよラストの霜降り肉、宮崎牛のサーロイン。
思わず目を見開くような美しいサシの入り方。ポン酢をかけた大根おろしを焼いたお肉で巻いていただく。溢れ出す脂の旨味と、大根おろしがもたらす後味のさっぱり感が絶妙。
シメの冷麺ですっきり
デザートは塩ミルクのアイス
以上でコースはすべて終了。
まとめ
席にてお会計。上記の料理とドリンクで、お値段は1人あたり約16,500円。
以前の「直球コース」の枠組みを残しつつも、量や内容で微修正を加えた、満足度の高いコースだった。
近年は「SATOブリアン」と似たようなカツサンドや、すき焼き風のメニューを提供するお店が増えているが、クオリティに関して言えばこちらのお店が抜きん出ている印象がある。特にブリカツ。
高価格帯のお店ではあるが、その価格に見合うハイクオリティな料理をいただけるので、たまの贅沢のお店としてぜひおすすめしたい。
店名 | SATOブリアン 本店 |
住所 | 東京都杉並区阿佐谷南3-44-2 新井ビル1F |
営業時間 | 15:00~22:00 ※通常時。コロナ次第で変動可能性あり。 |
定休日 | なし |
TEL. | 03-6915-1638 |
予約サイト | https://satobriand.yoyaku.at/ |
※上記の情報は執筆時のものです。ご訪問にあたっては最新の情報をご確認ください。
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