ラーメン屋「博多一双 博多駅東本店」に行ってきた

博多にあるラーメン屋「博多一双 博多駅東本店」に行ってきた。

博多駅の筑紫口（ちくしぐち）から徒歩10分弱の場所にお店はある。
とんこつラーメンで有名なお店で、お店を視認するより早く、とんこつ独特の強烈な匂いが漂ってくる。

お店に到着したのは、土曜日の12時すぎ。
歩道沿いに延々と行列ができており、その数なんと約60人！

数多くの旅行ガイドで紹介されていることもあり、旅行客と思われるお客さんの姿も多い。

とりあえず列の最後尾に並び、順番を待つ。

50分ほど経ち、お店の窓ガラスのあたりまで列が進んだところで店員さんがやってきて、順番に食券を購入するように促された。
前の人が戻ってくるのを待ち、食券を買いに一度店内へ入る。

券売機

基本のラーメンはとんこつのみで、それに味玉やチャーシューなどをつけることによって値段が変わってくる。
また、その他に白ご飯やまかない丼も扱っており、それらとラーメンをセットにした「Aランチ」「Bランチ」がある。
なお、「ランチ」と称してはいるが、お昼以外でも購入できるようだ。

今回は「ラーメン」と「替玉」を購入。
お値段は「ラーメン」が650円、「替玉」が100円。
東京などのラーメン屋と比較するとかなり安め。

購入した後は列に戻り、店員さんに食券を渡す。
なお、替玉の食券はこのときには渡さず、替玉を注文するタイミングであらためて渡すとのこと。

食券を渡す際に麺の硬さの指定をする。
硬さは「バリカタ」「カタ」「普通」「やわ」の4種類。
今回は「バリカタ」でお願いした。

食券を渡してから10分ちょっとで席が空いたので、再び入店。
最初に並び始めてからは1時間以上経過してしまった。
旅行で訪問する人は、通常のラーメン屋以上に時間がかかると思っておいた方が良さそうである。

店内は、4人掛けのテーブルが3卓と、L字型に配置されたカウンターが8席。

卓上には辛子高菜やしょうが、にんにくといった調味料が置いてある。

先に食券をお渡ししていることもあってか、着席から3分経たずにラーメンが提供された。

こちらが今回注文した「ラーメン」

まず目を引くのが表面全体を泡が覆っているスープ。
普段行く関東のラーメン屋ではほぼ見かけないので新鮮。
トッピングは2枚のチャーシューと海苔、ネギ、きくらげ。

まずはスープから一口。

泡のおかげか、口当たりはクリーミー。
辺りに漂う匂いのインパクトからすると、意外にも飲みやすい淡白なスープだが、とんこつの旨味はしっかりと感じる。
とんこつをそれほど得意としない同行者も美味しそうに食べていたので、わりと万人受けする味なのかもしれない。

麺はイメージどおりの細麺。
バリカタでお願いしたので、食感は「むしゃむしゃ」と食べるような感じ。
同行者の「カタ」も味見させてもらったが、個人的には「バリカタ」の方が好み。

チャーシューは薄めのカットで、脂が結構強めのタイプ。

替玉を頼み、サラッと食べてフィニッシュ。
1人前あたりの麺の量は少なめで、普通の人でも替玉1回くらいは問題なく食べられるだろう。

ちなみに「まかない丼」は以下のような感じ。
チャーシューや味玉、マヨネーズをかき混ぜて食べると、なかなかジャンキーな味がする。
高菜の辛みが良いアクセント。

立地が比較的良く、お店は清潔で、美味しいとんこつラーメンをリーズナブルにいただけるという、行列ができるのも納得のお店だった。
次回の博多訪問でも訪れてみようと思う。

※上記の情報は執筆時のものです。ご訪問にあたっては最新の情報をご確認ください。