焼肉屋「焼肉問屋 牛蔵」に行ってきた

富士見台にある焼肉屋「焼肉問屋 牛蔵」に行ってきた。

西武池袋線の富士見台駅北口から徒歩1分程度の場所にお店はある。
北口を出たら線路沿いを左に歩いていくとすぐに「蔵」の文字が見えてくる。
今回のお目当ての焼肉は2階にあり、1階は売店、地下はデリバリー用になっているようだ。

お店に着いたのは平日の20時15分。
今回は公式HPから予約をして行ったのだが、予約時刻までは15分あり、席の準備がまだということで、店の前の椅子に座って待つ。
予約困難な人気店かつ入れ替え制を取っているお店なので、直前にならないと席は空かなそう。

「牛蔵」は、高ランクの黒毛和牛にこだわって美味しいお肉を低価格で提供することで人気のお店。
本日の黒毛和牛は「常陸牛」とのこと。

予約時刻の直前に席の準備が整い、店内に案内された。

席はパーテーションで区切られていて、全貌はよくわからなかったが、4～6人掛けテーブルが15卓くらいはありそうな感じで、見える限りではどの席もお客さんが入っていた。

メニューは以下のようになっている。

牛蔵のウリのひとつ、黒毛和牛の希少部位メニュー

通常メニュー

ドリンクメニュー

上記の他に黒毛和牛やホルモンの盛り合わせ、その他数量限定メニューもある。

さて、メニューを載せたものの、当日にお店でドリンク以外のメニューを眺めることはあまりない。
というのも、牛蔵では予約の段階で取り置きの指定をすることができ、特に人気の希少部位は予約の段階でなくなってしまうことがほとんどだからである。

また、予約が完了したからといって安心はできない。
当日の入荷の状況によっては、指定した部位を用意してもらえないこともある。
実際、今回もヒレ、マキ、特上タン塩など、事前に予約した部位のうち、半分くらいは用意ができなかったと言われてしまった。

お店の方曰く、入荷している場合は予約の順番が優先されるようなので、予約開始次第できるだけ早めに予約をするのが欲しい部位を抑えるコツだと思われる。

東京都のコロナ対策の影響により、この日は22時には閉店となってしまうということで、取り置き及び当日追加注文のお肉を次々と持ってきてもらう。

ちなみにお肉の味付けは、特段こちらが指定しなければお店の方がやってくれる。
プロに任せるのが良いということで今回はすべておまかせでお願いした。

まずは数量限定の「黒毛和牛 土佐づくり風」

鰹のたたきの黒毛和牛版といった感じ。
ゆずぽん酢とシソの香りでかなりさっぱりとした味わい。
かなり分量があるが写真は1人前。

品切れの「特上タン塩」の代わりに当日注文した「ねぎタン塩」
写真右上のように、ねぎが内側になるように二つ折りした状態で両面を焼く。

ライスが出てきた。
左が中サイズ、右が大サイズ。
中サイズでも普通のお店の大サイズくらいはあるので注意。

芯々
驚くほどの柔らかさだが、あっさりしており、個人的にかなり好きな部位。

かいのみ
バラの旨みが詰まった柔らかいお肉

なかにく
薄めのカットで、すぐに火が通るので注意して焼く。

サーロイン
サシにスッと歯が入っていく感じと、溢れ出る脂の旨み。

肩三角
見た目よりもあっさりしているが、肉の旨みはしっかり。

リブロース
肉と脂の程よいバランス

上記のお肉とお酒を2～3杯程度いただき、お会計は1人あたり5,200円ほど。
これだけ上質なお肉を満腹になるまで食べてこのお値段は圧巻の一言に尽きる。
都内でも指折りのコストパフォーマンスと言えるだろう。

また、コスパ系のお店ではサービスを削っているイメージがあるが、牛蔵では全くそのようなことはなかった。
こちらからお願いしなくとも、適切なタイミングで網の交換を行ってくれたりするなど、「上質なお肉を良い状態で」というこだわりが見える。
次は今回食べられなかった部位もぜひいただきたい。

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