アクセス
都内某所にある住所非公開の会員制鮨屋「鮨 来」に行ってきた。
なお、住所、外観等はお店のルールにより非公開だが、駅から徒歩で2,3分と、アクセスは良い。
ちなみにこちらのお店、会員制レストラン「Azuki」の新業態店として、2023/8/28にオープンしたばかりの新店舗である。

エレベーターを降りると目の前にお店の入口。エレベーターの場所が非常にわかりにくいので、初めての場合には時間に余裕をもって行くのがおすすめ。

店内
お店に到着したのは、祝日の17時頃。予約名を伝え、指定されたカウンター席へ。
オープンしたばかりということもあり、店内はかなり清潔感のある内装。ピカピカのカウンターが美しい。席はL字型のカウンターが10席と、4名用の個室がひとつある。

なお、予約は食事の最後に次回分を取る方式。電話番号非公開のため、電話予約はできないが、公式Instagramは開設済みなので、気になる方はフォローして最新情報を待つと良いだろう。
メニュー
フードは握りのほか、焼き物なども含まれるコース1本で、コース料金に飲み放題が含まれている。
飲み放題のメニューは以下のとおり。日本酒はこの日は24銘柄の品揃え。



なお、「Azuki」はカウンターと個室で異なるコースを提供していた(以下参照)が、「鮨 来」の場合、提供のスピード感こそ違ったものの、同じコースを提供しているようだった。


フード・ドリンク写真
以下、フードとドリンクを提供順にご紹介。なお提供前に苦手食材は聞いてもらえる(今回、少し変更していただいた)
- 前菜

左から、かつおの酒盗、もずく酢、しらすおろし。酒盗は塩気が強いので卵黄とあえてある。日本酒に抜群に合う味。
- 一白水成

- ひらめ

上に乗せた青じその風味がきいている。
- 巻物

メインはイワシ。その他、大葉やきゅうり、にんじん、ガリ、ミョウガを使用。
- 廣戸川

- ひらめのえんがわ

イカの代わりにいただいた。程よい弾力と、良い脂の乗り。
- 焼物

ビワマスの西京焼き。身のソフトな食感と、上品な脂の甘みが特徴。
- 伯楽星

- 赤身

鹿児島産のマグロ。見た目でも分かるとおり、非常にみずみずしく、旨味が凝縮されている。
- 小肌

酢のキツさが出ないよう、あえて浅めにシメているのがこちらのこだわり。
- 玉子焼き

一般的には終盤に出る玉子焼きだが、焼きたてホカホカを味わってもらうため、中盤に出しているとのこと。
- 海鮮ばくだん

ねぎとろ✕うに✕いくらの豪華な海鮮ばくだん。よく混ぜてから海苔で巻いて食べる。
- AKABU 琥珀

- 戻りカツオ

青ネギをすったものが乗せられている。味付けは玉ねぎ醤油で、しっかりと玉ねぎの香りがついたこの醤油が良い仕事をしている。
- しめさば

縞海老の代わりにいただいた。こちらも良いシメ具合。
- 海鮮茶碗蒸し

海苔のあんかけがかけられた茶碗蒸し。具材はほたてと鯛で、大振りなカットの身がゴロっと入っている。
- 鬼山間

- 金目鯛

炙ることにより、香りが格段にアップ。脂もよく乗っている。
- 菊姫

- 蒸し鮑

濃厚な肝のソースがポイント。鮑本体を食べ終わった後は、シャリを混ぜてリゾット風に。
- まぐろ

背中側の赤身と中トロの間くらいの部位を使っているとのこと。中トロと赤身の中間くらいの脂で、とろりとした舌触り。
- 味噌汁

本来は海老出汁の味噌汁だったが、あら汁にしていただいた。のどぐろ、クロムツ、イワシ、ひらめ、鯛のあらを使用。長い時間じっくり炊いていて、旨味が凝縮されている。
- 線香花火

- 手巻き

うにとクロムツの手巻き。
- ロ万(ろまん)

- 穴子

圧倒的ふわふわ食感。口の中にいれるとほろっと崩れる感じが最高。
- 甘味

デザートは抹茶プリン。小振りな器と上品な甘さで、結構な品数をいただいた後でもおいしく食べられる。
まとめ
席にてお会計。上記のコース+飲み放題で、お値段は1人あたり税込み13,000円(カード使用可)
職人さんが握ったハイレベルなお鮨に、飲み放題までついてこのお値段は、各店の値段が高騰しているこのご時世に破格とも言える価格設定だろう。
誰でも予約が取れるわけではないので、気軽に訪問することはできないが、予約枠が余っている方が身近にいる場合など、機会があればぜひ訪れることをおすすめしたい。
| 店名 | 鮨 来 |
| 住所 | 非公開 |
| TEL. | 非公開 |
| 公式Instagram | https://www.instagram.com/clue.0828/ |
※上記の情報は執筆時のものです。ご訪問にあたっては最新の情報をご確認ください。


コメント