【実食レポ】多彩なワインと華やかなフランス料理で素敵な時間を！「XL Neo Bistro & Wine Bar」に行ってきた

アクセス

銀座にあるビストロ「XL Neo Bistro & Wine Bar」に行ってきた。

銀座駅から徒歩で5分弱の場所にあるビル、「GICROS GINZA GEMS」の6階にお店は入っている。C3出口などが近い。また、有楽町駅、日比谷駅、東銀座駅、銀座一丁目駅など、非常に沢山の駅からも徒歩圏内。

6階でエレベーターを降りると、すぐ右手にお店がある（下記写真左側が入口）

店内

お店に到着したのは、日曜日の17時半頃。入口で予約名を伝え、コートを預けてから席へ案内していただく。

店内はブラウンを基調とした落ち着きのある雰囲気で統一。照明などもおしゃれで、内装へのこだわりが感じられる。

入口付近にはL字型のカウンター席が10席。シェフとの会話を楽しみたいならこちら。

カウンター席の奥へと進んでいくと、テーブル席が配置された空間がある。今回はこちらを利用。窓際の2人用テーブルでは、銀座の街を眼下に見ながらの食事が楽しめる。

メニュー

今回はコース＋ワインペアリングをお願いした。フードの内容は以下のとおり。

乾杯のドリンクは以下の中から注文可能。

なお、通常のコースメニューは以下のとおり。事前にアレルギーや好みをお伝えしておけば、それに合わせてアレンジしていただける。

銀座のフレンチと聞くと、コース1本のみ、というようなイメージもあったりするが、こちらのお店ではアラカルトの用意もある。シニアソムリエの資格を持つオーナーが厳選したワインをいただきながら、数品いただくというような使い方も可能なところが魅力。

ドリンクメニュー

もちろん上記以外にも多数のワインを揃えており、その数なんと400種類以上（全種類、公式サイトに掲載）。数千円のワインだけでもかなりのラインナップなので、それほどワインに詳しくない人でも安心して楽しめる。

フード・ドリンク写真

以下、フードとドリンクを順にご紹介。

• Champagne Bénard-Pitois Carte Blanche Premier Cru

• ジャンボン・ド・バイヨンヌ　グジェール

写真左がグジェール（チーズ風味のプチシュー）で、右が「ジャンボン・ド・バイヨンヌ」という、フランス産の生ハム。18ヶ月熟成させた生ハムを、イタリア製の専用スライサー（下記）で手動でスライスしている。手動だからこそ為せる極薄のスライスは驚くほどふわっとした口当たりを実現させる。

• 北海道産ホタテとフランス産ホワイトアスパラガス　オランデーズソース

ホタテやホワイトアスパラのおいしさはもちろんだが、オランデーズソースのおいしさが素晴らしい。

全粒粉入りのパンは毎日お店で焼いているという

• Bodegas Bhilar Blanco ’20

• エゾ鹿肉のカルパッチョ仕立て　山菜添え

彩り豊かな山菜が華を添える。鹿肉のカルパッチョは初めての経験だが、お肉がとてもしっとりしていておいしい。

• Château de la Liquiere Les Amandiers Faugères Rosé

• 茨城県産ヒラメのポシェ　茸のポタージュ仕立て

ポシェとはフランスの調理法のひとつで、日本だと焼くとか「煮る」に近いニュアンス。紫蘇の香りがする、茸のソースが印象的。ヒラメの下にあるのは、「ノーザンルビー」という品種のじゃがいも。

• Torre di Giano Vigna Il Pino

• Eric de Suremain Rully 1er Cru Preaux ’18

• 青森県産鴨胸肉とフォアグラ　ポルトソース

（※写真を撮るのを忘れて食べ始めてしまったので上記のビジュアルだが、提供時はきちんとした状態で運ばれるのでご安心を）
濃厚なフォアグラと鴨肉に、ポートワインを使った、これまた濃厚なソースを合わせ、トリュフをたっぷりかけるという、「贅沢」を具現化したような極上の逸品。

• DeLille Cellars D2 ’19

• チョコレートとキャラメルのマカロン

塩キャラメルの塩味がチョコレートの甘さを引き立てる。ピンクの小さなマカロンはフランボワーズのマカロン。

• Fonseca Porto Tawny 20y

• 小菓子

右上から時計回りに、チーズケーキ、抹茶のギモーヴ、赤ワインのキャラメル。

食後の飲み物もラインナップが豊富で、特に紅茶は8種類もあるのだが、ラフランスティー以外の7種類は、実際に茶葉の香りを嗅いでから選べるというサービスも。

アールグレイ

まとめ

席にてお会計。上記のコース＋ワインペアリングで、お値段は1人あたり税込み22,000円（カード使用可）

お値段単体で見れば高価格帯には属するものの、料理のクオリティやワインのグレード、素晴らしいおもてなしを考えると、極めて満足度が高いお店だった。ちなみに、ペアリング価格は希望を伝えられるので、コースこみ18,000円程度から対応できるとのこと。

先述のとおり、アラカルトも可能なので、ある日には良い料理やお酒を楽しむワインバーとして、ある日には特別な人とすごすレストランとして、様々なシーンでぜひおすすめしたい。