学芸大学にある中華料理店「東京ひつじ食堂 学芸大学店」に行ってきた。
「東京ひつじ食堂」は、「かつや」などを手掛けるアークランドサービスホールディングス株式会社の子会社フィルドテーブル株式会社が新業態として打ち出した、羊肉を使った町中華のお店。
学芸大学店のオープンは2021年4月23日で、執筆時点ではこちらが唯一の店舗である。
東急東横線の学芸大学駅から徒歩で約3分の場所にお店はある。
東口を出てひたすら真っすぐ行くと右手にお店が見えてくる。
お店に到着したのは日曜日の13時30分頃。
待ちはなかったのでそのまま入店することができた。
店内は2人掛けのテーブルが8卓に、カウンター席が8席。
カウンター席は透明なパーテーションで仕切られている。
ランチにしては遅めの時間帯だったが、入店時は7割ほどの席が埋まっていた。
「女性が気軽に楽しめる」をコンセプトとしていることもあり、内装は明るく、清潔感がある。
実際、女性客も多く、1人で来店している人もいた。
メニューは以下のとおり。
羊肉を使ったラーメンやチャーハン、一品料理がラインナップされている。
いくつかのメニューは5月12日販売開始予定。
なお、緊急事態宣言中につき、アルコール類の提供は行っていなかった。
今回は「白ひつじ塩そば」と、お店イチオシのラムチョップ(塩)を注文することにした。
お値段はそれぞれ980円、500円で、場所柄仕方ないのかもしれないが、町中華として考えると少し強気設定だろうか。
卓上にはお酢、コショウ、ラー油が置いてある。
注文から5分強で料理が2品とも運ばれてきた。
まずは「白ひつじ塩そば」
運ばれてきた時点でかなりしっかりと羊の香りが感じられるスープ。
トッピングはチャーシュー、ネギ、紫玉ねぎ、岩のり、もやし、そしてパクチー。
見た目はベトナムのフォーを連想させるような感じである。
まずはスープから一口。
羊感を前面に押し出したスープだが、舌触りはさらっとしているので、くどい感じは全くしない。
ベースは塩味のスープだが、コショウの味も結構強め。
麺は平打ちのストレート。
石臼挽き国産小麦を使っているとのこと。
コシの強さが非常に印象的。
チャーシューもラム肉
ラム肉のチャーシューと聞くと、結構硬そうなイメージを持たれる方も多いかもしれないが、こちらのチャーシューは驚くほどに柔らかい。
トロトロの域に近いと言える滑らかさである。
もちろん脂による柔らかさではないため、ヘルシーで食べやすい。
女性客の取り込みを狙っているということもあるのだろうか、その他の具材もシャキシャキ感を残しており、全体的にさっぱりといただける一杯だった。
そして、ラーメンと同時に運ばれてきたラムチョップ
ラーメンのスープの香りがすごかったのもあってか、こちらの香りは比較的ソフトな印象。
柔らかくジューシーなお肉で、ラム肉に力を入れていることがうかがえるおいしさ。
塩気が結構強いので、ビールなんかと合わせるとさらにおいしそうである(提供していないのが残念でならない)
ちなみに今回は別皿でいただいたが、ラーメンやチャーハンのトッピングとして乗せてきてもらうことも可能。
ためしにラーメンに乗せてみるとこの存在感。
スープまで完食し、レジにてお会計。
お値段は2品合わせて1,480円。
「強気設定」とは書いたが、それに見合う十分な満足感を得ることができた。
食事としても、(お酒の提供が始まったら)ちょっとした飲みのお店としても使い勝手が良さそうなので、また機会を見て訪問してみようと思う。
店名 | 東京ひつじ食堂 学芸大学店 |
住所 | 東京都目黒区鷹番2-16-18 Kビルディング1F |
営業時間 | 11:00~23:00 ※自治体の要請がある間は20:00閉店 |
定休日 | なし |
TEL. | 03-5720-8610 |
公式サイト | https://www.arclandservice.co.jp/ tokyohitsuji/ |
※上記の情報は執筆時のものです。ご訪問にあたっては最新の情報をご確認ください。
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